同性婚の法制化を推進する「Business for Marriage Equality(BME)」とLGBT平等法の制定を目指す「EqualityActJapan」に賛同します
平成医療福祉グループは、「じぶんを生きる を みんなのものに」をミッションとし、誰もが、どんな時も、自分らしく生きられる社会の実現を目指しています。その一つとして、「ダイバーシティ&インクルージョン宣言」および「多様なSOGIの尊重宣言」を掲げ、あらゆる差別のない組織作りを目指し、LGBTQ₊などの人々も安心できる医療・福祉の環境作りに取り組んでいます。
このたび、当グループは日本国内の婚姻の平等(同性婚の法制化)を推進する「Business for Marriage Equality(BME)」とLGBT平等法の制定を目指す「EqualityActJapn」への賛同を表明しました。
Business for Marriage Equality(BME)とは
日本で活動する公益社団法人 Marriage For All Japan(MFAJ)、NPO法人 LGBTとアライのための法律家ネットワーク(LLAN)、認定NPO法人 虹色ダイバーシティの3団体による、婚姻の平等(同性婚の法制化)に賛同する企業を可視化するためのキャンペーンです。2024年9月11日時点で、556の企業・団体が賛同を表明しています。
日本におけるLGBT平等法の制定を目指すためのキャンペーンです。LGBT法連合会、ヒューマン・ライツ・ウォッチ、アスリート・アライ、オール・アウトの4団体が協働し、国内外でLGBT平等法(※)の制定を求める署名への賛同を呼びかけています。
※LGBTに関する差別を禁止し、一人ひとりの尊厳と平等を守る法制度です。
当グループの取り組みについて
当グループでは、年齢・国籍・人種・性別・SOGI(性的指向・性自認)・障がい・疾病・社会的地位・宗教・信条などを互いに尊重し、差別を解消して必要な支援を行うことで、職員の力を最大限に発揮、成長できる組織作りに努めています。
グループ代表の直下にダイバーシティ&インクルージョン推進室を設置し、各部門からメンバーが集まり、ダイバーシティ&インクルージョンの各課題に対する取り組みを行っています。その一環としてSOGI / LGBTQ₊に関する活動にも注力しています。
【SOGI / LGBTQ₊に関する主な活動】
■グループ職員への研修
LGBTQ₊の人々を取り巻くさまざまな課題への理解を深めるため、グループ内外から講師を招き、グループ職員を対象とした定期的な研修を実施しています。SOGI / LGBTQ₊に関する基本的な知識や、それらと健康との関連性などについて学び、職員一人ひとりができる具体的な取り組みを考える場を提供しています。
■LGBTQ₊アライ制度
「LGBTQ₊アライ制度」とは、どのようなSOGI(性的指向・性自認)の人であっても、安心して医療・福祉などのサービスを受けられる環境を整備するために設けた、グループ独自の制度です。研修などを受けて知識を深めた職員がアライであること(※)を表明し、グループで制作したオリジナルのアライグッズを身につけることで、LGBTQ₊などの患者さん・利用者さん・職員に対するサポーティブな姿勢を示し、相談しやすい環境作りを目指しています。現在、グループの一部施設にて試験的な導入を行っており、グループ全体への展開を目指しています。
※一定の知識を持ったうえで、LGBTQ₊の人々も安心できる環境を作りたい人、サポートしたい気持ちのある人。
■グループ内制度の整備
性的マイノリティーにかかる格差・不利益解消を目的に、2023年4月1日より、グループ職員へ向けた「同性パートナーシップ制度」の運用を開始しました。本制度により、同性のカップルも婚姻に相当する関係として認められ、配偶者がいる場合と同様に、特別休暇や慶弔休暇などの利用が可能となります。また、同性パートナーがいることの開示範囲は、当事者自身で選択できます。
このほかにも、どのようなSOGIの人であっても安心して働ける労働環境を整えるため、グループ内制度改正を進めています。
グループでは今後も、患者さん・利用者さん・職員の多様性を尊重し、誰もが自分らしく生きられる社会の実現を目指してまいります。
ダイバーシティ&インクルージョン推進に関する当グループの取り組みについては以下の記事もご覧ください。
本件に関する問い合わせ先
平成医療福祉グループ 広報部 (フォームが開きます)
※「取材・講演・メディア掲載に関するお問い合わせ」を選択のうえ、ご連絡ください。