厚生労働省『誰一人取り残さない日本の栄養政策』事例集にて平成医療福祉グループの栄養に関する取り組みが掲載されました

2025年3月に開催された「Nutrition for Growth(N4G)パリ・サミット」にあわせて厚生労働省が公開した、日本の栄養政策の推進に関する最新の取り組みを紹介する資料『誰一人取り残さない日本の栄養政策 〜持続可能な社会の実現のために〜』において、平成医療福祉グループの栄養に関する取り組みが事例として紹介されました。
日本政府は、東京栄養サミット2021の成果文書「東京栄養宣言(グローバルな成長のための栄養に関する東京コンパクト)」において、日本政府としての誓約(コミットメント)を表明しました。その中で、「誰一人取り残さない日本の栄養政策」のさらなる展開と、その進捗・成果について2023年度以降、毎年発信していくことが明記されました。厚生労働省が実施する今回の報告も、この国際的な約束に基づくものです。
本資料では、「旗振り役となる組織との連携による体系的かつ効果的な実践」の一例として、当グループの取り組みが掲載されました。現場での栄養管理の体制整備や、職種横断的な連携の取り組みが、全国の医療福祉現場で共有できる一つの参考事例として位置付けられたものです。
事例は以下のレポートおよび動画でご覧いただけます。
【誰一人取り残さない日本の栄養政策 〜持続可能な社会の実現のために〜】
・レポート版
2025年度 レポート(A3見開き版)
・動画版
当グループの事例紹介のポイントは下記の通りです。
- 平成医療福祉グループは全国で100以上の施設を運営し、回復期から慢性期の患者、利用者等に対して医療福祉サービスを提供している。グループのミッションの実現に向けて「みんなにうれしい食事の提供」を掲げており、全施設で高水準の栄養管理が実施できる体制整備を進めてきた。
- グループ全体の栄養関連業務を統括する栄養部の管理栄養士が中心となり、管理栄養士の増員や職場環境の整備、グループ共通のマニュアル作成などを進め、各施設で患者や利用者中心の栄養管理を実施している。
- グループ代表をはじめとする経営層全体に栄養の重要性に対する理解が浸透しており、管理栄養士が主体的に取組を進められる環境が作られている。また、経営層が管理栄養士からの提案や改善策の実現に向けて必要なサポートを提供してきたことが、同グループでの取組の進展の加速化につながっている。
今回の掲載を一つの契機として、今後も関係職種と連携しながら、現場に根ざした実践を積み重ねてまいります。
また、当グループの栄養に関する取り組みについては、以下の記事で詳細に取り上げておりますので、あわせてご覧ください。
平成医療福祉グループ グループサイト 特集記事 テーマ「栄養」Vol.1〜4
【関連リンク】
・東京栄養サミット2021を踏まえた日本の栄養改善の取組の進捗に関する年次報告
・パリ栄養サミットの開催と日本の栄養政策に関する情報発信
平成医療福祉グループについて
東京や大阪、徳島をはじめ全国に100を超える病院・介護施設・福祉施設などを運営しています。「じぶんを生きる を みんなのものに」をミッションに、一人ひとりの「じぶんを生きる」を支える医療福祉の提供を行っています。
所在地:徳島県徳島市勝占町惣田9
設立:1984年1月4日
代表:武久敬洋
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