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介護に進むきっかけは大好きな祖母 家族想いの介護士の歩みに迫る/ケアホーム葛飾 介護主任/飯野 岳志 さん

介護部2020.08.21
介護部

介護に進むきっかけは大好きな祖母
家族想いの介護士の歩みに迫る

ケアホーム葛飾で介護主任を務める飯野岳志さん。介護の世界で長く働く飯野さんですが、この道に進むきっかけは、大好きな祖母にまつわるお話でした。釣り好きな少年だった飯野さんが、介護の世界へ入り歩んできた経歴を中心にお聞きしています。ぜひご覧ください!

生まれは黄金町の元クリニック
魚を釣った少年時代

ケアホーム葛飾は今年(2020年)の4月にオープンしましたけど、それ以前はどちらに。

もともとはグループのヴィラ神奈川(神奈川県横浜市)で介護主任として働いていました。

ではケアホーム葛飾の開設にあたってこちらへ移られて。

1月に開設準備のために移ってきましたね。

もともとのご出身はどちらなのですか。

神奈川県横浜市です。生まれたのは黄金町というところの近くで、父方の祖父が開業したクリニック兼自宅で、小学校にあがるまでは過ごしていました。

おじいさんが開業医だったのですね。

私が生まれた時には祖父は亡くなっていて、クリニック自体はもうやっていなかったんですけど、家に入り口が2つあったり、診察室や受付はそのまま残っていたりして、「どういう作りの家なんだろう」と子どもながらに不思議に思っていましたね。ただ記憶としては、その後の引っ越し先の方が残っています。

どんなところでしたか。

同じ横浜市内なんですけど、海が近かったので、堤防やテトラポットから父親とよく釣りをしていましたね。今はアウトレットモールができて、もうその場所ではできなくなったんですけど。釣りをしている時もずっと工事していて「何ができるんだろう」って見ていましたね。

アウトレットが完成する頃には、よく釣りをしていた場所は無くなっていたと。

そうですね。父親に連れられて行ってましたけど、今思えば多分入っちゃいけない場所でしたね(笑)。でもいろいろ釣れましたよ、カレイ、メバル、カサゴ、アジとか。

すごい! 秘密の釣りスポットだったんですね(笑)。釣った魚はどうされたんですか。

家でさばいて食べていましたよ。その頃から2人とも魚がさばけるんですよ。

キャッチ&イートでいいですね。学生の頃は、どんな仕事がしたいっていうのは考えていましたか。

全然考えてなかったんですよ。大学も、入れるところに入ろうと思って選んで、そこから先のことは入ってから考えようとしていました。それで経済系の学部に進みました。

地元で進学されたのですか。

いえ、最初は北海道にある短大に進みました。ただ、2年間勉強してみて、まだやりたいことが見つからなくて、延長しようと思ったんです(笑)。そこから、千葉県にある4年制大学に編入しました。

2年では足りなかったと(笑)。そもそも北海道に進学するというのも、けっこう思い切っていますね。

自分でも思いもよらなかったんですけど、北海道で暮らしてみたいという想いは少しありました。深川というところだったんですが、冬は毎日除雪車が走るような雪深い地域でしたね。学校と家は徒歩5分くらいで近かったんですけど、その間に吹雪に遭ってしまうと道が見えなくなっちゃうんで、街中でも遭難しかねない、っていう環境で。

さすが雪国ですね。生活はいかがでしたか。

楽しかったです。関東から来た人もいましたし、卒業後に編入を希望する人もけっこういたので、似た境遇の同級生が多くて、仲良くなりましたね。授業後にみんなでよくスキーにも行って、楽しかったです。

編入後はどんなことを学ばれたのですか。

編入先も経済学部だったんですけど、その頃から徐々に介護のことに興味を持ち始めてきました。

介護に興味を持ったきっかけは
仲が良かった祖母の死

介護に興味を持ったきっかけはどんなことでしたか。

父方の祖母の死でした。最初にお話ししたクリニックがあった家から私たち家族が引っ越した後も、祖母は残って住んでいて、仲が良かったのでよく遊びに行っていたんですが、私が大学2年生の時に亡くなってしまったんです。ただ、実はその頃祖母は施設にいたんですが、親から僕にはその事実は知らされていなくて。おそらく認知症があったんだと思うんですね。

仲が良かったのに、その事実は知らされなかったと。

「言ってくれれば良かったのに」と思いました。ただ、そこから、親たちがどうしてそういう気持ちになったのか知りたいな、と思うようになって、次第に介護業界への興味につながっていったんです。

施設とはどんな場所なのか、介護とはどういうものか、ということを知らないと、その気持ちはわかりえないですよね。

ちょうどその頃、介護保険法(※)が施行されたのも、興味を持つ要因のひとつになりましたし、卒業論文もそのことをテーマにしました。卒業後はすぐに就職せずに、まずヘルパー2級の資格を取りました。

※介護保険法:介護保険制度について定めた法律。介護や支援が必要になった人が、その能力に応じて自立した日常生活を営むために必要な保健医療サービス・福祉サービスを受けられるよう、介護保険制度を設け、介護保険料の徴収、給付の条件や給付サービスなどの詳細を定める。

ちなみにヘルパー2級というのはどういう位置付けの資格になりますか。

ヘルパー2級という資格は今はなくなっていて、現在では「介護職員初任者研修」と呼ばれる資格に移行しています。これを取っていなくても介護士としては働けるんですが、基礎的なことを学びますので知識もつきますし、介護現場で働くための足掛かりになる資格ですね。

介護職に就くための前準備になると。飯野さんはどんなところに就職されましたか。

たまたま大学の同じクラスに、家族が横浜市でデイサービスを運営している友だちがいたんです。そこに誘われたので、介護士として働き始めることにしました。

初の就職先は
同級生家族が営むデイサービス

デイサービスで働き始めてみていかがでしたか。

入ってすぐの頃は、利用者さんとどう話していいのかわからなくて、会話もなかなかできませんでした。

どういった点が難しかったのでしょう。

仕事として接してみた時に、話し方とかニュアンスとか声のトーンとか、そういうことを考えながらやってみると、なかなか上手くいかなくて。なので最初はまず入浴の担当でやらせてもらっていました。

いざ現場で接してみると、難しいところもあったと。どのくらいの規模のデイサービスでしたか。

接骨院の先生がケアマネジャーの資格を取って開設した小さな事業所でした。スタッフも常勤が5、6人くらいで、利用者さんも1日で10〜15人くらい。対象エリアに中華街も含まれていたので、中国語しか話せない方も利用されていて、身振り手振りで対応していました。

そこではどのくらい働かれましたか。

2年くらいですね。そこは訪問介護もやっていたので、訪問とデイサービスを交互に担当させてもらって、いい経験になりましたね。社会人マナーみたいなものも教わりましたし。そこで働くうち、次は利用者さんの生活全体に関わってみたい、と思うようになりました。そこで、有料老人ホームに転職したんです。

実践しながら学んだ利用者さんとの接し方
家庭を思って固辞した施設長職

今度は生活全体に関わろうと思われて、有料老人ホームで働かれてみていかがでしたか。

求められる利用者さんへの接遇がホテルマンのようでしたね。「〇〇さん」じゃなくて「お客様」っていう対応が基本だったんですが、ここでも慣れるまでは大変でした。コミュニケーションが上手くできない時に、どう接していったらいいのか、日々考えながら働いていましたね。

そんななかでどのようにコミュニケーションをとっていかれるのですか。

まずは顔を覚えてもらうのが第一歩、次に声を覚えてもらいます。声を覚えてもらえると、顔を合わせた時に「さっきあっちから声がしたね」って、話しかけてくれるようになるんですね。慣れてきてからは、利用者さんによっては丁寧すぎると逆に距離が空いてしまうので、もう少し柔らかい言葉というか、フレンドリーに接するようにしていきます。

そういったやり方を教えてくれる人がいらっしゃったのですか。

実はいませんでした(笑)。実践しながら学んだ部分が大きかったですね。やりながら、これがいいんだな、これはやっちゃいけないんだな、っていうことを選別していきました。

働きながら身に付けていかれたのですね。そこでは管理者的な立場にもなられたのですか。

だんだん利用者さんが増えるとともにスタッフも増えてきて、入職して半年くらいで主任になって、1年くらいで、介護職全体を見る介護長になりました。

どんなことをされるのですか。

主任さんからの相談を日々聞いて、問題解決に努めていました。問題によりけりですけど、人間関係のことも多かったので、現場に任せることもあれば、関係スタッフと直接話すこともありましたし、私が話すと解決しなそうな時は身近な人からアプローチをしてもらったり、逆に施設長に話を上げたりと。いろいろバランスを取っていましたね。

心労が多そうな役回りですね。

多かったかもしれません(笑)。

そこからさらに上の立場に、という話にはならなかったのですか。

実際、さらに上の管理者や系列施設の施設長に、というお話もいただいたんですけど、そもそも現場が好きというのもありましたし、それと当時の施設長の働き方がとても忙しそうだったんですね。今うちは3人子どもがいるんですけど、その頃はちょうど2人目の子が2、3歳と、まだ小さい頃で、子育てにもしっかり関わりたいなと思っていた自分には、難しい働き方だなと思いました。

なるほど、家庭にもしっかりと重きを置きたいと。

自分のなかでは、家庭と仕事の割合が4:6くらいが理想なんです(笑)。

当時の環境はそれが難しかったと。

ずっと固辞するのも申し訳ないので、6、7年働いたんですが、離れることにしました。ちょうどそこでこのグループのヴィラ神奈川がオープンする、という話があって、移ることにしたんです。

グループのヴィラ神奈川へ入職!
教育体制に感じた魅力

ヴィラ神奈川には開設前に入職されたのですか。

事前の合同研修の時期に入りました。採用時期としてはだいぶ後半だったみたいです。研修を受けてから1カ月半くらいで開設でした。

オープン前から関わられて、いかがでしたか。

まずグループ的に規模があるので、いろんなことがしっかりしてたなっていう印象でした。オープニング前に、系列施設からスタッフが来て教えてくれるというのも初めてでしたし。

教育体制についての印象が大きかったのですね。

体制がしっかりしていて、やりやすいなと思いました。施設内の委員会も今まではなかったので新鮮でしたね。各委員会が意思決定機関になっているので、現場スタッフが入っていろんなことを決められるっていうのはいいなと思いました。

介護主任にはすぐなられたのですか。

またお話はもらったんですけど、なるべく現場に、という気持ちと、3人目の子どもが生まれたタイミングもあって、ここでも少し様子を見させてもらって、だいぶ後になってから受けさせてもらいました。

いざ、新施設 ケアホーム葛飾へ!
教育に携わって得た手応え

ケアホーム葛飾の立ち上げに関わることになった経緯を教えてください。

まだヴィラ神奈川の介護主任だった1年前くらいに、当時の施設長を通じて、ケアホーム葛飾の立ち上げを手伝いに行ってくれないか、と話をもらいました。

お話を受けて、どのように思われましたか。

こういうお話もいずれあるんじゃないかなとは思っていたところはありましたし、あらためて施設の立ち上げに初めから携わってみたい、という気持ちがありましたね。ヴィラ神奈川でも立ち上げからはいましたけど、その時は研修を受ける側でしたので。ただ、実際行くとなると僕だけ引っ越しも必要になりますし即断はできなかったんですけど、家族も背中を押してくれたので決められました。

今度は研修を行う側になられて。

良い施設にするために、研修には携わってみたくて。なかでも主に介護系の研修を担当しました。あとは研修全体の取りまとめに近いこともしていました。

研修に立ってみていかがでしたか。

資格取得者も多くて、みんなしっかり取り組んでくれましたし、教えていて問題もほとんどなかったです。あとは、今回から実技試験を取り入れました。

どういったものですか。

食事介助や、おむつ交換、入浴介助や移乗といった行為を実技試験して、現場に出る前にどれだけできるようになっているかをチェックするものです。

これを導入した背景を教えてください。

介護の仕事の仕方を統一して、提供するサービスの標準化を図るためですね。中途として入職した方が多いと、それぞれが働いてきた施設ごとで、仕事のやり方が微妙に違うということも多いわけです。新たにスタッフが入っても、みんなやり方が少しずつ違うまま仕事を教えることになると、バラつきが発生しやすいので、そこを事前に統一するために始まったのが、この試験です。

立ち上げから関わっているからこその取り組みですね。実際やってみていかがでしたか。

理解も深まりましたし、良かったですね。こうした取り組みが離職率の低さにもつながっていると思います。ただ、教える側も人手がないと難しいので、各施設から主任さんが手伝いに来てくれたからこそできたものではあると思います。

施設がオープンしてからの飯野さんのお仕事はどのような感じでしょうか

各ユニットのリーダーさんが動いてくれているので、そのまとめ役的な感じです。現場から悩み事を聞いて、一緒に解決をしていく役割を担っています。

地域にとって、交流・憩いの場にしていきたい
コロナ禍でも前向きに見据えるケアホーム葛飾のこれから

新型コロナウイルスの流行が続いていますが、施設ではどんなことを気をつけていますか。

消毒や換気は徹底して行っています。特に消毒については、事前にチェックリストや体制を設けて実施しています。

レクリエーションは思うように実施できなさそうですね。

そうなんです。通常だと、フロア単位や施設全体でやることも多いんですが、人が集まってしまうのでどうしてもそれはできなくて。今はユニットごとでできるレクリエーションを実施しています。グループの介護福祉事業部とも連携した新しい取り組みも今後予定していますし、楽しい取り組みは実施していきたいですね。

オンライン面会も実施されていますが、実際の利用状況はいかがですか。

施設では都内の感染状況に応じて面会制限を行っているのですが、制限中は1日に数件ずつ、ご利用いただいています。やっぱりみなさん喜んでくださいますね。

顔が見れることは安心感につながりますよね。また、施設にはゴールデンレトリバーの「いなり」も暮らし始めましたね。

ドッグトレーナーもあわせて入職しているんですが、利用者さんとふれあいの機会を作っています。もちろん犬が苦手な方は避けながら、犬好きの方がいるユニットを訪問しているんですが、いなりと触れ合っている時は、私が話しかけるより表情が明るくなったり、こんなことを話すんだっていう発見もあったりして、面白いですね。

今後ケアホーム葛飾がどういう施設になったら良いと考えていますか。

地域に根付いた施設になっていったらいいなと思っています。1階には広い地域交流スペースがありますし、ここを活用して、いろんなことができたらいいですよね。この近辺はお店も少ないですし、地域の方が集まる場所も少ない印象があります。

せっかくのスペースを活用できると良いですね。

今は新型コロナウイルスもあって難しい部分も多いですが、地域の交流や憩いの場として使っていただけるようにしていきたいです。特養に閉鎖的なイメージを持たれる方もいるかもしれないですが、地域に開いていくことで施設の雰囲気も変わっていきますし、住民の方にも利用者さんにも良い影響が生まれると思っています。

介護職の現場に求められる
家族のような温かみとプロの視点

長くこの業界で働かれていて、印象に残るエピソードはありますか。

以前働いていた有料老人ホームに、ご夫婦で入居された方がいたんですが、旦那さんが奥さんのことをとても好きで、全室個室だったんですけど「どうしても同じ部屋に住みたい」という要望をされたんです。

どう対応されたんですか。

建物を調べて、打ち抜けそうな場所を探して、壁を破って部屋をつなぎました(笑)。

えっ、大胆ですね!

そんなご夫婦だったんですけど、奥さんが重い病気で先に亡くなられてしまって、旦那さんも元気が無くなって、後を追うように亡くなられてしまいました。そういうお別れの仕方も自分のなかでは印象に残っているんですけど、そうやって今でもお顔を思い出す方が何人もいます。たまに、辛いことがあると、家庭に持ち帰っちゃう時があるんですけど、だいたい奥さんに怒られますね(笑)。

(笑)。どんなことを言われるのですか。

奥さんも同業者なんですけど「あなたは弱いんだから、気持ちの入れ方に気をつけて」って言われます。

仕事としてもちろん気持ちを入れるのは大事だけど、入れすぎるといざお別れの時に辛くなることもあると。

そういうことですね。家庭で仕事に理解があるのはありがたいです。

介護職を始める方に伝えるアドバイスはありますか。

その人がこの仕事にどういうイメージを持って入られたのかをまず聞いてから、アドバイスするようにしているんですけど、よく言うのは「利用者さんに対しては家族のように接してもらいたいけれど、常に介護のプロとしての視点を持って、どう対応したらいいのかを、仕事をしながら考えてみよう」ということですね。

ご家族のような温かみは大切にしながらも。

プロとしてはそこからもう一歩進んだ対応が大切だと思っています。

例えばどのようなことですか。

認知症の方が、ユニットのその辺で寝てしまう、ということがたまにあります。ご家庭のなかでは、そこまで気にしないことでもあるかもしれないのですが、施設では、誰かとぶつかってしまうかもしれないし、風邪を引いてしまうかもしれない。であれば「こっちで寝ようね」とお伝えして、別の場所にお連れしたり、そもそもそこで寝ないような工夫を考えたりする。そうやって安全面などを考慮して対応するのが、プロの視点だと思っています。

この話を伝えた時、どんな反応が返ってきますか。

実際に仕事をしながらいろいろと気がつくことがあって「やってみたらこうでした」と、話しに来てくれるスタッフもいますね。そういう人は成長も早いです。

前編でもお話がありましたが、飯野さんは現場にこだわりを持って働かれている印象です。

それはずっとあると思います。やっぱり利用者さんと接することが好きなんですね。最近はちょっと離れてしまってはいるんですけど(笑)。でもできる限りは現場の仕事に関わる立場にこだわって、これからも続けていきたいなと思っています。

現場のプロとして、今後も仕事をしていきたい。

だからこそ、現場を良くしていきたい、という想いもあるので、今後はスタッフ育成にも力を入れていけたらと思っています。

愛する子どもたちといつまでも仲良く…
お祭り好きなパパの願い

実は、各施設で行われるお祭りが好きという話を伺ったんですが。

そうなんです、お祭り大好きなんです! 例年だと夏前になると関東エリアのグループ施設で納涼祭の開催日程が共有されて、あわせて各施設にお手伝い依頼もあるんですが、僕は毎回手を挙げています(笑)。

本当に大好きなんですね(笑)。何を担当されることが多いですか。

焼きそばとか、焼き系の物をお願いされることが多いです。テント組み立てから屋台のガス設置もできるようになったので、行ってみたら丸投げで全部お願いされるようになりました。

信頼されてますね〜。どうしてお祭りが好きなんですか。

いろんな人とお話ができるところですね。他施設のスタッフさんや利用者さんとも話せることが楽しいんですよね。お祭りを通じて、横のつながりがたくさんできましたし、仕事にも良い影響が生まれました。

今年は例年通りに実施できないのが寂しいですね…。

残念ですが、今年は施設内でできる範囲のことをやれたらと思っています。

お休みの日はご家族と過ごされることが多いですか。

普段は神奈川の家族と離れて暮らしていますので、土日で自宅に帰って子どもたちと遊ぶんですけど、最近は新型コロナウイルスの影響で、頻度を少し減らしていますね。

お子さんたちは寂しがってませんか。

たまに帰るのがいいみたいです(笑)。

もうそんな感じなんですね(笑)。お電話されることもありますか。

ビデオ通話で話すので、それでお互い寂しさを解消してます。

たまに帰ったら喜んでくれそうですね。

小学校4年生の長男と1年生の次女はワーッて寄ってきてくれるので嬉しいですね。一番上の娘が小学校6年生なんですけど、下の2人が落ち着いた後に、こっそり来てくれて、それもかわいいんです(笑)。

ちょっと大人な対応ですね(笑)。

そのうちこんな風に寄って来てくれなくなるのかなと思うと、今から寂しいですね。娘に嫌われないようにしたいです(笑)。

プロフィール

ケアホーム葛飾 介護主任

ケアホーム葛飾 介護主任

飯野 岳志

いいの たけし

【出身】神奈川県横浜市
【趣味】バスケットボール、釣り
【好きな食べ物】ラーメン(最近のお気に入りは綾瀬の「中吉」)

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