いつまでも自宅で過ごせるために
訪問事業部は、グループが展開する「訪問診療」「訪問看護」の運営サポートや、新規開設などに携わる部署です。
高齢化が急加速しているわが国においては、在宅医療のニーズが拡大しており、地域の在宅医療を担う「訪問診療」や「訪問看護」への期待は増すばかりです。
グループの各病院と密に連携しながら、「いつまでも自宅で過ごしたい」と望まれる地域の患者さんのために、質の高い在宅医療を提供できるように取り組んでいきます。
幸福の最大化を目指して
私たちが訪問診療や訪問看護などの在宅医療を通して目指すのは、患者さんやご家族の「幸福の最大化」です。
患者さんやご家族が「その選択に納得できているか？」という観点から「医療者側がやりたい在宅医療」を押しつけるのではなく、患者さん自身が望む在宅医療を選択できる関係性づくりを重要視しています。
患者さんやご家族の価値観や意向を尊重し、医療ケアチームと協力して共に納得のできる意思決定を支援したうえで、必要なときに必要な範囲で「必要な在宅医療」を提供することが大切だと考えます。
そのためにも、私たちは一人ひとりの患者さんに寄り添い、常に誠実なコミュニケーションを心がけると同時に、医療専門職としても成長し続け、地域の在宅医療に貢献していきたいと思います。
新しい診療所の取り組み
当グループではこれまで、病院からの訪問診療を中心に行ってきましたが、今後、訪問診療を主体とする「在宅診療所」を新規開設していく計画があります。
この在宅診療所が、グループが運営する病院・訪問看護・訪問リハビリ・居宅介護支援事業所など各施設の間をつなぐハブのような役割を果たすことで、医療・介護のシームレスな連携を実現し、「いつまでも自宅で過ごす」ためのサポートをさせていきたいと考えています。
また、将来的には、地域の方々が気軽に医療に関して相談することができる、プラットフォームとしての役割も担っていきたいと考えています。
在宅診療所との連携強化
