第19回平成医療福祉グループ学会を開催しました!
平成医療福祉グループでは、2024年9月28日(土)に第19回目の平成医療福祉グループ学会を開催いたしました。
今回は初めてグループ外からも視聴参加可能とし、オンラインイベントプラットフォーム(EventIn)を介した仮想会場で開催しました。(※)
当日は牛場 潤一氏(慶應義塾大学 理工学部 生命情報学科 教授)や村上 靖彦氏(大阪大学大学院 人間科学研究科 教授)による特別講演、一部、外部講師を招いてのセッションのほか、グループ全病院・施設から選出された54の一般演題発表が行われました。
一般演題の発表後、厳正な審査を経て、「優秀演題」として9演題が選出されたうえ、後日、平成医療福祉グループ総合研究所(以下、HMW総研)佐方 信夫所長による、さらなる審査を経て「論文化に向けて取り組んでもらいたい演題」として「HMW総研賞」1名が選出されました。
※学会登壇者の多くはリアル会場で参加
HMW総研賞
「姿勢補助装具装着が高齢嚥下障害患者の嚥下動態に与える影響」 平成病院 小川 けい(言語聴覚士)
優秀演題一覧(※順不同・敬称略)
「管理栄養士によるミールラウンドの実施頻度と付加食量の変化」 神戸平成病院 梶 輝奈(管理栄養士)
「介護老人福祉施設・介護老人保健施設における低栄養リスクが死亡、入院、退所に及ぼす影響」 平成横浜病院 堤 亮介(管理栄養士)
「重症心身障害児(者)における慢性便秘症へのモビコール配合内用剤導入による効果の検討」 ココロネ住吉 辻山 邦子(薬剤師)
「幼児の道具操作に対する、観察シートを用いた質的分析:症例報告」 東浦平成病院 籔中 雅之(作業療法士)
「化膿性脊椎炎を発症し、CRPと疼痛の減少に応じてリハビリ負荷量を上げ、60日で自宅退院できた症例:症例報告」印西総合病院 小野満 風斗(理学療法士)
「姿勢補助装具装着が高齢嚥下障害患者の嚥下動態に与える影響」 平成病院 小川 けい(言語聴覚士)
「平成横浜病院における介護予防教室「楽活教室」実践報告~ポピュレーションアプローチを図った取り組み~」 平成横浜病院 小田 眞知子(理学療法士)
「A病棟看護師の看護実践における患者家族への代理意思決定支援の困難感に関する質的検討」 平成横浜病院 相田 美子(看護師)
「リハビリテーション部門に勤務する職員の働きがいに関する実態調査」 神戸平成病院 徳嶋 慎太郎(理学療法士)
第19回平成医療福祉グループ学会の詳細は、以下をご覧ください!
当日の様子や一般演題の受賞結果、講評などもくわしく掲載しております。
第19回平成医療福祉グループ学会レポート
平成医療福祉グループ学会とは
グループミッション「じぶんを生きるをみんなのものに」の実現を目指し、職員による各分野での研究発表や課題をグループ全体で共有して、技術やサービス・意識の向上へつなげるための学会です。
一般演題からは優秀な演題が表彰され、研究費を支給しています。これにより、論文の作成を進め、全国学会などへの発表成果にもつなげながら、研究の継続と活性化を促進します。