HMWお仕事図鑑 / oshigoto zukan
no.013

- 管理栄養士

- 所属栄養部
- 働く場所病院/介護施設/訪問栄養指導
- 国家資格管理栄養士
お仕事内容
患者さん・利用者さんに合わせた栄養プランを立て、実際の食事摂取量や体重の増減をモニタリング。一人ひとりが適切な栄養を摂取できるよう、専門的な知識と技術を持って指導や管理を行います。
食事中の患者さん・利用者さんの元を訪れ、食の進み具合や好みを伺ったり、必要な栄養がしっかり摂れているかなどを確認する、ミールラウンドも大事な仕事です。
また、それぞれの状態や希望に応じた食形態を提供するため、厨房と密に連携を取り、対応します。
グループでは、厨房業務を経て調理業務を把握したうえで、栄養管理の仕事を行うことが特長です。
厨房のスタッフはもちろん、医師、看護師、リハビリテーションスタッフなど多職種で協働して状態を把握し、栄養状態の改善を目指します。
撮影協力:平成扇病院(東京都足立区)/ケアホーム葛飾(東京都葛飾区)


お仕事道具
患者さん・利用者さんの状態を評価するために
上腕の太さを計測するアディポメーターやメジャー。
管理に欠かせないノートPCや
アセスメントや栄養指導の参考にする書籍など。
お仕事風景
ミールラウンドを実施し、患者さん・利用者さんの食事摂取状況や嚥下状態の確認を行います。
患者さんの状態について情報共有し、改善につなげます。多職種での連携が常に欠かせません。
管理栄養士を目指す人へアドバイス
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「医食同源」という言葉は「病気を治すために飲む薬と日常の食事は、どちらも健康を維持するためのものであり、根本は同じである」という意味を持ちます。
その言葉が示すように、「お薬」と「食事&栄養」とは同じレベルのものであり、その専門家である管理栄養士は、重要な仕事を担っていると言えます。専門知識や技術を活かして、医療機関、福祉施設、教育や研究機関、企業、行政など、あらゆる場で活躍でき、「食事&栄養」を通して様々なライフステージの人の健康維持に向けたサポートができる、とても魅力的な仕事です。
- 栄養管理部 教育学術課 課長 山本 祐子
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