HMWお仕事図鑑 / oshigoto zukan
no.020

- 訪問介護士

- 所属各病院・事業所
- 働く場所ご自宅など訪問先
お仕事内容
介護が必要な利用者さんのご自宅に訪問し、日常生活のお手伝いをする仕事です。
主な仕事内容は、利用者さんの体に触れ、食事や入浴、排泄などの介助を行う「身体介助」と、掃除や洗濯、料理や買い物などの家事や薬の受け取りなどを手伝う「生活援助」に大きく分けられるほか、通院のサポートも行います。
身体介助では、利用者さんのADL(日常生活動作)向上を目指すとともに、一人ひとりの状態に合わせて自立を支援します。
適切なケアを実施するためには、利用者さんのご家族、訪問介護のほかに利用されている各事業者やケアマネジャーと話し合うこともあり、コミュニケーション力や調整力も必要です。
就業するためには、介護福祉士の資格を有するか、介護職員初認者研修(旧ヘルパー2級)、介護職員実務者研修(旧ヘルパー1級)、いずれかの研修を修了していることが条件となります。
ご自宅で生活したいという想いを大事にしながら、そのサポートを行う、やりがいのある仕事と言えます。
撮影協力:てとてと小平(東京都小平市)


お仕事道具
食事の際に使用する使い捨てのエプロンや、感染予防対策のためのビニール手袋、体を洗浄するためのシャワーボトルなど、訪問時に使用するアイテムです。
お仕事風景
利用者さんと近い距離感で寄り添うことが特徴のひとつです。
訪問時以外は事業所で事務作業を行います。
訪問介護士を目指す人へアドバイス
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訪問介護の仕事は、利用者さんの日常生活を支えることであり、大きなやりがいを感じることができます。より近くでご本人やご家族から、直接「ありがとう」という言葉を聞くことができ、人のために仕事をしていることを実感しやすいです。
常に人と接する仕事のため、信頼関係がとても重要となるので、相手の気持ちを考えながら、関係性を築くことを大切にしています。
また、利用者さんの気持ちを汲み取るコミュニケーション能力や、ニーズに応える柔軟性も必要です。
今後も、住み慣れたご自宅で快適に過ごしていただけるように、利用者さんの笑顔を励みに、仕事をしていきたいと思います。
- ヴィラ播磨 ホームヘルパーステーション サービス提供責任者 係長 虫島 和美
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