HMWお仕事図鑑 / oshigoto zukan
no.042

- ドッグトレーナー

- 所属各施設
- 働く場所各施設
- 国家資格なし
お仕事内容
介護施設で生活する犬の訓練やお世話を実施、利用者さんと犬が安全に触れ合えるようサポートしながら、介護施設に犬が暮らす日常を支える仕事です。
介護施設で生活する方のなかには、今まで犬や動物と暮らしてきた利用者さんも多くいらっしゃいます。グループでは、今まで身近であった「動物と暮らす」という日常を、入所後も実現できるよう、犬をはじめ、さまざまな動物が施設で生活しています。
そのうちいくつかの施設で、利用者さんと犬とを結ぶ存在として、ドッグトレーナーが活躍しています。
ドッグトレーナーは犬と共に施設内をラウンドし、定期的に利用者さんと交流の機会を設けます。
犬が苦手な方、体質的に犬と交流ができない方との不意のコミュニケーションを避けるとともに、犬と触れ合いたい利用者さんが、安全かつ適切な交流を行い、より良い日常生活を送れることを目指します。
施設における利用者さんの安全とともに、犬の健やかな成長を実現する、重要な存在です。
撮影協力:ケアホーム葛飾(東京都葛飾区)/ケアホーム千鳥(東京都大田区)/ケアホーム板橋(東京都板橋区)


お仕事道具
施設の内外で使用するリードや、お手入れの道具など、犬との暮らしに欠かせないアイテムです。
お仕事風景
施設内をラウンドし、利用者さんと触れ合いの時間を過ごします。
犬の体調にも注意しながら、健康的に過ごせるように努めています。
ドッグトレーナーを目指す人へアドバイス
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介護施設でのドッグトレーナーは、セラピー犬だけでなく、高齢者についての知識も必要となります。
セラピー犬と利用者様を繋ぐコミュニケーション能力も大切になってくるので、毎日が勉強です。
セラピー犬に、いつもより優しい表情で話しかける利用者様や、お話上手になる方をみて驚くスタッフさんも…!また体があまり自由に動かない方が、自ら腕を伸ばしてセラピー犬の手を握ってくれたりと、驚くような行動を引き出してくれることもあります。
そのような場面を見るたび嬉しく思いますし、動物の力は凄いなと感じさせられます。- ケアホーム千鳥 ドッグトレーナー 米川 千晴
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