HMWお仕事図鑑 / oshigoto zukan
no.005

- 介護福祉士

- 所属介護部
- 働く場所病棟/介護施設/訪問介護
- 国家資格介護福祉士
お仕事内容
基本的な仕事は介護士と同様、介護を必要とする方に身の回りのお世話などを行い、快適な生活が送れるようサポートすることです。
介護士と介護福祉士の業務に必ずしも明確な違いはありませんが、国家資格である介護福祉士の試験を受験するためには、実務や研修の経験などが必要ですので、資格を取得するためには、知識や経験が問われます。
また、資格取得したうえで経験を積むと、職場のマネジメント役を担うこともあり、タスク管理や指導・教育などに携わるケースがあります。
特に施設では、ゆくゆくは施設長となって全体の管理を行う、または相談業務のプロフェッショナルとして、相談員やケアマネジャーとなって活躍する道があるなど、資格取得によって、キャリアの選択が増えるところが介護福祉士の特長のひとつと言えます。
撮影協力:平成扇病院(東京都足立区)


お仕事道具
床ずれ(褥瘡)防止のための体位変換に使う三角のパッドや
浴槽に固定して入浴を補助する器具
食事介助に用いるエプロンや吸い飲みなど、介助の道具のほか
管理者になった際にはノートパソコンなども使用し
事務仕事に携わることもあります。
お仕事風景
他職種と連携しながら、介護スタッフや施設の管理業務にも携わることもあります。
介護士同様、利用者さんの介護が基本的なお仕事。経験や知識を重ねることで仕事の幅が広がります。
介護福祉士を目指す人へアドバイス
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介護とは、高齢者の方の夢を叶えるお仕事です。
利用者さんには自由にサービスを選択いただき、介護スタッフはその自立を助けることを目的としています。
支援させていただくなかで、共に喜び、共に笑い、励ましあい、そして「ありがとう」と言ってもらえる日々を送れることが、最大の魅力です。一方で、オムツの交換をしたり、食べこぼしを掃除したり、決して楽な業務ばかりではありませんが、大変だからこそ喜びも大きい仕事です。いざ仕事をするまでは実感できない方もいらっしゃるかもしれませんが、多くの介護スタッフが、利用者さんと接する喜びを感じています。
大先輩の人生や心に触れられる、かけがえのない瞬間を味わうことは、なかなか経験できることではありません!性別や年齢に関係なくキャリアアップが臨めることも、大きな魅力のひとつです。
- 藤香苑 施設長 石川 圭太
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