代表交代のお知らせ/代表・会長就任のご挨拶
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
この度、2022年1月6日付けで、これまで当グループ代表代行を務めておりました武久 敬洋が、代表に就任したことをお知らせいたします。
なお、代表を務めておりました武久 洋三は会長に就任いたします。
今後とも、尚一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
この度、2022年1月6日付けで、これまで当グループ代表代行を務めておりました武久 敬洋が、代表に就任したことをお知らせいたします。
なお、代表を務めておりました武久 洋三は会長に就任いたします。
今後とも、尚一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
この度、前代表 武久 洋三の後任として平成医療福祉グループの代表に就任いたしました武久 敬洋でございます。
前代表による創業から38年が経過し、当グループは全国有数の規模を誇る組織となりました。しかし、サービスの質においてはまだまだ向上する余地がある段階であると考えています。この先の10年はスタッフの力を集結して、全国で最も質の高いサービスを提供できる組織となることを目指します。
その達成のために、まずは職員が働きやすく、やりがいと誇りを持って働ける職場作りを着実に進めるとともに、優秀な人材の採用強化、スタッフ教育の強化に対しても今まで以上に尽力いたします。
また、サービスの質の見える化(Quality Indicator、患者満足度調査 など)をさらに進め、課題を明確にするとともに、ITによるデータ管理とコミュニケーション機能を活用することで各施設間の連携を強化し、全施設においてサービスの質向上と標準化を実現してまいります。
回復期および慢性期医療では、患者さんの抱える多種多様な問題に対して、多職種で迅速かつ同時に対処する必要があるため、「チーム医療の質が病院の質を決める」ことにつながります。良いチーム医療を行うために、各専門職が尊重し合えるフラットな組織を作るための取り組みもしっかりと実行していく所存です。
病院・施設を合わせ約9000床のベッド数を運営する当グループには、膨大な臨床データが蓄積され、より良いサービスを提供するための研究活動も盛んに行われています。2022年度からは「平成医療福祉グループ総合研究所」を立ち上げ、さらに質の高い研究に力を入れることで、日本だけではなく世界に向けた研究成果の発信も目指します。
若輩ではありますが、変化が激しく将来の予測が困難なこの時代においては、若さこそが最大の武器だとも思っています。代表という大任をお受けしたうえは、全身全霊を傾注し努力する覚悟ですので、何とぞ倍旧のご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
平成医療福祉グループ 代表武久敬洋
私、武久洋三は、42歳の時に20人の仲間たちと、徳島市に60床の小さな平屋建ての病院を開院しました。高齢者がそろそろ増えだした38年前の正月明けの快晴の日でした。地域医療にどっぷりと浸かった、地域に根差す病院を作り上げようと尽力いたしました。1985年に淡路島と徳島の間に大鳴門橋が開通し、淡路島にも病院を開設したことも契機となって、それからの約35年間、山口県から千葉県まで26の病院と、特養や老健など介護施設が63、そして3つの学校を運営して参りました。
1992年に介護力強化病院連絡協議会(のちの日本療養病床協会)に入会、2008年に会長に推薦され、協会名を日本慢性期医療協会とさせていただいてから14年。この間に厚生労働省や経済産業省をはじめ、実に10以上の公的委員を務めさせていただき、医療や介護の現場を少しでも良くしようとがんばってきました。振り返ってみれば、厚生労働省との連携やいろいろな団体活動を積極的に行いながら、平成医療福祉グループをここまで大きくすることができたのは、正に奇跡に近いなと、我ながら驚いています。自分のグループのことばかりを考えず、常に上を見て日本の医療介護福祉のレベルを上げるためにグループ外の活動も積極的に行ってきたことが現在の平成医療福祉グループの発展に寄与したのではないかと思っています。
2022年6月をもって日本慢性期医療協会の会長を退任することとなりますが、一足早く、私が80歳の誕生日を迎えた2022年1月6日に、平成医療福祉グループの代表を武久敬洋先生にお願いし、私は会長として後方からグループの成長を見守ることを発表しました。2年前の代表代行就任から、さらに成長を遂げていると感じています。ひいき目ではなく、これまでの38年間を超えるような素晴らしい業績を上げてくれると信じています。
今後、人口がどんどん減っていく日本の状況は厳しいことが予測されますが、我々のグループは常に各界の頂点を目指して、力強い仲間とともに成長していって欲しいです。私は後ろからできるだけ長く見守っていけたらと願っております。
これからの日本が、より住みやすく素晴らしい国になるように、少しでもお手伝いできればと存じます。
長い間のご支援ご愛顧ありがとうございました。衷心より感謝いたします。
平成医療福祉グループ 会長武久洋三