お知らせ ひとプロジェクト

ひとプロジェクト【第8回・後編】岸和田平成病院/松本 和子先生

ひとプロジェクト 松本先生
ひとプロジェクト 松本先生

知らなかった世界で、
スタッフたちと新しい視点を考える日々

インタビューの後編では、松本先生が驚いたという、慢性期医療の雰囲気や平成医療福祉グループのこと、副院長として心に留めていることなどの話を聞きました。最後に、好きな食べ物にめちゃくちゃ悩んだ愛らしい一面もお伝えします。

知らなかった、慢性期医療の世界

―岸和田平成病院に入職されたのはいつ頃でしょうか。

研究から臨床に戻った直後は、別の勤務先で感覚を戻していました。そのあと、2013年に入職しました。

―病院の印象、平成医療福祉グループの印象はいかがでしたか。

病院は、若いスタッフが多いなぁと。今も若いスタッフが多いです。それから、病院もグループもにぎやかだなぁと思いました(笑)。病院のスタッフだけじゃなくて、ほかの施設スタッフも集まるので、もう…人数の多さに圧倒されました。

―慢性期医療の印象はいかがでしたか。

びっくりしました。あ、これは感動のほうの驚きで(笑)。ほかをあまり知らないから偏った感想なのかもしれませんが、驚きました。

―どんなところに驚かれたのでしょうか。

一番印象的だったのは、カンファレンスなんです。以前勤務していた、急性期病院のカンファレンスは、医師だけで話し合って、その中で決定されていくものでした。この病院に来てカンファレンスに参加したら、話し合う場所には各部署のスタッフがいて、意見が飛び交っている姿がとても印象的でした。

―先生にとっては珍しい光景だったのでしょうか。

かなり。医師だけで決めたことを伝達するんじゃなくて、実際に患者さんを診ているメンバーで話し合える環境は感動でしたね。

―ほかに印象的だったことはありますか。

印象的というか、私は、今までに慢性期医療に携わったことがなかったので細かい仕組みを知らなかったんですね。ここに来てからスタッフに教えてもらうことが多かったです。スタッフとの距離も近いので、難しい制度の仕組みも詳細まで把握しているスタッフにすぐ聞けるのは、頼もしい存在でした。今も頼りにしています。

 
 


 
 

継続するために、いつでも話し合いを

―先生から見る、岸和田平成病院はどんな病院ですか。

病室が149床あるんですけど、半分近くが個室なんです。この個室の多さに驚かれる方が多いですね。もうひとつは、在宅復帰を目的にしている病院なので、在宅ケアも取り組んでいます。ただ、自宅に帰ってから病院側がサポートできる範囲は限られてしまうので、病院にいるときにできる範囲を探って、少しでも継続的にサポートができる方法をスタッフたちとよく話し合っています。

―副院長としての割合が多い業務はありますか。

うーん…会議かなぁ。院内の委員会とか会議から、院長の代理で出席することが多い泉州エリアの地域連携パスの会議があったり、地域交流に出向いたり感染対策の話し合いに参加しています。代理がメインですよ、あくまでも(笑)。当院は、診療本部長の井川先生がコーディネーターをされている大阪緊急連携ネットワークにも参加してるので、代理出席することがあるかな。ほかは、そんなに特別な仕事が思い浮かばないな。

―連携するなかで、改めて感じることなどはありますか。

制度改正が定期的にあるので、どこが何で変わったのか、この病院は該当するのか「ちゃんとついていかないと」っていう認識をいつも持っています。

※ひとプロジェクト第6回 平成医療福祉グループ 診療本部長 井川先生

―「ついていかないと」という捉え方なんですね。

そうですね。私自身が調べて咀嚼するよりも、そのことに詳しいスタッフがいれば、素直に質問しようって思います。スタッフの情報把握のスピードには敵わないこともあるので、そのときは質問して教えてもらおうって思いますね。

 
 

「ちがいも含めて、意見を聞きたい」という考え

―人材育成を考える立場として、「魅力的な人」ってどんな方でしょうか。

すぐに思いつくのは、前向きで明るい人が増えてくれるといいなと思います。

―ほかに思いつくことや理想はありますか。

経験が多彩な方も魅力的ですね。今は、社会人になってからキャリアチェンジされる方も多いですから、医療とは全く別の職業だった人がチームの中に入ったら刺激になりそうです。私もそうですけど、ずっと医療業界しか知らない医療者も多いので、いろんな感覚や発想があると多角的な考えが生まれそうですよね。

―意見を出し合える環境だからこそ、という感じでしょうか。

そうですね。今持っている資格のさらに上を取ろうとか、新しい資格取得に奮闘されるのも素敵だと思います。それを取ることで、視野が広がれば新しい発想が見つかりそうですもんね。だた、どんな人でもやっぱり、前向きな人がいいな。

 
 


 

意外? 即決できないほど、
悩んだもの。

―では最後に、恒例のベタな質問として好きな食べ物を教えていただけますか。

え、どうしよう。すぐに浮かばない。嫌いな食べ物は、すぐに思いついたけど。

―あ、では嫌いな食べものを先に(笑)。

にんじんとグリンピースの色がちょっと苦手で。あと、体質的に鰻が合わないかなぁ。子どもみたいな発言ですね。うーん、好きな食べ物…。

―5月に行かれた、旅行先のタイ料理はいかがでしたか。

グリーンカレーとかおいしいなって思って食べてました。香草やスパイシーな料理も好きなんですが…。

―すごい感動した食べものはありますか。

どうしよう、これっていうものがないかも。あ、シャインマスカット! これがいいな。これは感動だったので。

―緑がとっても鮮やかなぶどうですよね。

そうです。すごく甘くて、種もなくて皮ごと食べられるじゃないですか。ぶどう好きなんですけど、大粒のものは皮を剥くのがけっこう手間じゃないですか。だから、皮ごと食べられるシャインマスカットを知って、感動でした。よかったぁ〜ちゃんと答えられた(笑)。


 

 
 

profile

岸和田平成病院 
副院長 松本 和子(まつもと かずこ)

【出身】山口県
【専門】内科
【資格】日本呼吸器学会呼吸器専門医、日本内科学会認定内科医、日本内科学会総合内科専門医
【趣味】映画鑑賞、ショッピング
【好きな食べ物】シャインマスカット

 

病院情報



https://kishiwadahp.jp

一般財団法人 岸和田農友協会 
岸和田平成病院

大阪府岸和田市春木若松町3-33

 

内科・整形外科・リハビリテーション科

2014年8月に新築移転し、急性期治療後も継続的な治療が必要な方に向けた、リハビリ機能を充実させた病棟を備えています。また、退院後も安心して在宅生活を過ごしていただくために在宅サービスを充実させ、切れ目なく在宅復帰へと結びつけることができるよう必要な支援を行っています。