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ひとプロジェクト【第7回・前編】介護福祉事業部 関東エリア担当/川口 勉さん

ひとプロジェクト 川口さん
ひとプロジェクト 川口さん

ケアマネジャーを経て、介護施設立ち上げに携わる
グループ施設を支える縁の下の力持ち!

今回ご登場いただくのは、介護福祉事業部で関東エリアの介護施設立ち上げに携わる、川口勉さんです。
兵庫県の施設でケアマネジャーとして働いていた川口さんは、ある日、新施設の立ち上げスタッフに任命されます。施設の開設という大きな仕事をサポートすることになった経緯や、そのやりがい、ご苦労とは…! 川口さんの誠実な人柄が感じられるインタビューとなりました。意外な経歴も含めてお楽しみください。

スポーツジムのお客さんとの会話が
介護の道へのきっかけ?!

―現在はグループの関東エリアの施設立ち上げに携わられているとのことですが、もともとは施設で働かれていたんですよね。

兵庫県の介護老人福祉施設ヴィラ播磨でケアマネジャー・副施設長をしていました。

―今はずっと関東にいらっしゃるんですか。

基本的に平日は関東の施設にいて、週末の休日で自宅のある兵庫に帰るという生活ですね。今は2019年の3月にオープン予定のケアホーム花畑(東京都足立区)の立ち上げ支援がメインです。

―もともと関西のご出身ですか。

そうです、兵庫県の加古川市というところです。ヴィラ播磨も加古川ですね。

―地元の施設で働かれていたんですね。ちなみに小さいときはどんなお子さんでしたか。

小さいときは「落ち着きがない」ってよく言われてました(笑)。とにかく体を動かすのが好きだったんですよね。だから小学生の頃から陸上やバスケットボールをやっていて。バスケは社会人になって20代後半ぐらいまで、ずっとやっていました。

―ずいぶん長く続けられていたんですね。介護のお仕事はどのような経緯で始められたんですか。

実は、その前にジムのインストラクターとして働いていたんです。

―ジムからの転職は意外でした! もともと目指されていたんですか。

学生の当時は自分がスーツを着て仕事をすることが想像つかなくて(笑)。それと、ずっと運動に打ち込んできたので、そういった道で仕事ができたらと思って、広島のスポーツインストラクターの専門学校に行ったんです。

―地元でなくて広島だったんですね。

そのときはとにかく家を出たかったので(笑)。卒業後は就職氷河期で大変だったんですが、知り合いが加古川市の運営するスポーツセンターのジムを紹介してくださって、嘱託で契約させてもらうことができました。

―そこから介護職にはどのようにたどり着いたのですか。

ジムのお客さんが割と年齢層が高い方中心で、みなさんの会話の中で「うちの親はあそこの施設にいる」「今日はお母さんがデイサービスに行ってるの」と、介護にまつわる話が多かったんです。そこで「こういう仕事もあるんだな」っていうことを認識していって。

―なるほど、お客さんとの会話がきっかけで。

はい、もともと人と接する仕事がしたいというのがありましたし、介護需要も高まっている時期でした。インストラクターも嘱託契約だったので、今後生活をしていくうえで正職員として働ける仕事を、と考えて転身することにしたんです。

 

 

わからないことだらけ!
でも必死に取り組んだ施設立ち上げ

―今のような立ち上げの仕事に携わられたのはどういう経緯でしたか。

ヴィラ播磨を運営する兵庫福祉会がケアホーム千鳥を2018年の4月に開設すると決まってから、同法人のヴィラ桜ヶ丘(神奈川県横浜市)で副施設長を務めていた宮内くんが施設長を担当することになって、それをサポートするスタッフが必要だということで、関東に来ることになりました。そこから介護福祉事業部の前川部長よりご指示があり、6月に開設したケアホーム船橋(千葉県船橋市)とケアホーム花畑の施設立ち上げにも関わっています。

―実際にどういった業務を行われたのでしょうか。

メインで立たれる施設長を裏方としてサポートするイメージです。例えば書類を作成したり物品を整えたり、一緒に面接をしたり、っていうところですね。

―今までのお仕事とはかなり違いがあったと思うんですが、いかがでしたか。

事務的なことや調整役のような仕事は、介護現場ではそこまで無かったので、やっぱり全然違いましたね〜。

―そうなると、大変なことも多そうですね。

正直わからないことだらけで(笑)。本当にいろんな方々に助けていただきましたし、ご指導いただきました。毎日が勉強という感じでしたけど、日々いい経験をさせてもらっているなと思いました。もういつも宮内くんと2人で相談していましたね(笑)。

―相談相手がいたことは大きそうですね。

とても心強かったです。自転車に乗って、2人で大田区の営業回りをワーッと行ったこともありましたね。日に焼けました(笑)。最近も花畑での営業日焼けができています(腕を見せてくれる)。

―足で稼ぐというか、本当に一軒一軒自転車で回られて。

そうですね、もう地道に。東京は車で回ろうとすると逆に大変なんで。

―兵庫県民の川口さんからしたら、全く土地勘のないところですよね。

もう、ケータイの地図アプリだけが頼りで(笑)。

―「あ、こっちだ!」みたいな感じですか(笑)。

はい、ナビに遊ばれながら(笑)。チラシやパンフレットを持って、1日に何十件と区内の病院や居宅介護支援事業所などにお伺いして「こういう施設ができます」と周知をさせていただいて。幸いにも多くの反応をいただくことができました。

―大変な思いはありながらも、その分、施設が立ち上がったときの喜びも大きそうです。

すごく充実した気持ちになります。職員さんが一斉に介した竣工式や、利用者さんの受け入れをしたときは、本当に「始まったな」っていう感慨が湧いてきましたね。

 

地域に根ざした
温かい施設を

―初めて立ち上げに携わったケアホーム千鳥の、施設としてのポイントを教えてください。

少人数で生活するユニット型の施設らしく、例えばおひとりずつ利用者さんとお話しながらご飯をよそって、食事を取るというような、家庭のような雰囲気を味わえるところだと思います。

―そういったユニットの良さが出ているわけですね。

スタッフと利用者さんの距離が近いですね。例えばユニットの中にあるお風呂も、マンツーマンでゆっくりと過ごしていただきながら、入浴ができるようになっています。

―いかにも「施設っぽい」といった感じの雰囲気にしないような工夫と言いますか。

そうですね。床や壁の色も、すごく考えられた暖かい雰囲気で、落ち着ける空間が提供できているんじゃないかと思います。外観もきれいですし、この良さがずっと維持できるようにしないといけないなと思っています(笑)。

―ケアホーム千鳥はイベントが活発ですよね。今日もちょうど、託児所と地域の保育園のお子さんを呼んで、バルーンアートのイベントをやっていて楽しそうでした!

地域交流スペースがあるので、地域の方々に使用していただいています。今日のバルーンアートはスタッフがやってくれたんですが、今後、地域の方と利用者さんと交流できるような取り組みが、どんどん活発になっていけばと思っています。

―それがやっぱり地域における施設としての役割と言いますか。

そうです! 地域に根ざして、近隣の方にも気軽に来ていただける施設というのはとてもいいですよね。その後に開設に携わったケアホーム船橋にも地域交流スペースがありますし、そういったグループ施設も今後増えていくと思います。

 

介護現場からのステップアップも
グループの強みとは

―いろいろグループの施設を見られたかと思うんですが、働く環境についてどう思われますか。

特に最近建っている施設だと託児所がついていることは大きいですよね。

―このケアホーム千鳥にもありますし、働きやすさに直結しますね。

駅までの送迎バスが出ている施設が多いのもいいと思います。特に関東圏は電車中心の社会というところもあると思いますし、充実していると便利ですよね。

―ほかにはどんなことがありますか。

研修がとても充実しています。例えば介護だけで言いますと、初級・中級・上級っていう形で、その人のベースに合わせた研修がありますので、スキルアップにつなげられます。それと、いろんな施設の人たちと研修などで情報共有を図れるのはいいですね。そこで知識を得ることもあって、相乗効果が生まれているんじゃないかと思います。

―キャリアステップについてはいかがですか。

いろんな道が開けているのが特長です。例えば施設長にステップアップを望む方にも、現場から上がっていく道がしっかりあります。30代で施設長になっている方もいて、とてもいいことだなと思います。僕のイメージとしては「特養の施設長=おじさん」っていうのがあったので(笑)。

―キャリアを重ねた方がなられることが多いということですよね(笑)。
川口さんのように、施設のケアマネジャーから施設立ち上げに携わるキャリアもありますしね。

このようなキャリアステップは、各地に施設があるうちのグループならではと言えるかもしれません。現場だけでなく、広い視点で介護に関わっていける道があるのはいいことですし、そういった道に進まれる方も今後もっと増えてほしいです!
 

次回:介護現場で直面した現実と、それでも感じる大きなやりがいとは!

 

 
 

profile

介護福祉事業部 関東エリア担当 
川口 勉(かわぐち つとむ)

【出身】兵庫県加古川市
【職種】ケアマネジャー
【趣味】料理(パスタが得意)
【好きな食べ物】ビール、焼き鳥(特にハツ、キモ)
【好きな季節】春(桜が好き)

 

病院情報



https://chidori.tokuyou.jp

兵庫福祉会 
ケアホーム千鳥

東京都大田区千鳥2丁目34番25号

 

2018年4月にオープンした介護老人福祉施設です。自宅での介護が困難な方を対象に、必要なお手伝いを行いその人らしく安心して過ごしていただけるよう努めます。全室個室で、特別養護老人ホーム:84名、ショートステイ:12名を受け入れ。多彩なレクリエーションや催しで、地域のみなさんとの交流を行える「地域交流スペース」を設けているのも特長です。