お知らせ ひとプロジェクト

ひとプロジェクト【スペシャル・前編】新人座談会 〜薬剤師編〜

    • 4人が薬剤師として歩み出すまでー。
      それぞれの想いに迫ります!

    • 2020年初めのひとプロジェクトは、昨年に引き続き特別編として、フレッシュな新人スタッフによる座談会をお届けいたします。今週と来週は、薬剤部の新人スタッフにご登場いただきました。前編では、みなさんがどんな経緯で薬剤師になり、それぞれの病院へ入職したのか、想いを交えて話されています。ぜひ新鮮な気持ちでご覧ください!

    • 〈印西総合病院〉山﨑 陵平

    • 〈多摩川病院〉矢坂 さくら

    • 〈緑成会整育園〉泉谷 夢樹

    • 〈堺平成病院〉増戸 芽衣

  • 初対面の4人
    まずはご当地自慢

    みなさん顔を合わせるのは初めてとのことで、簡単に自己紹介をお願いいたします!

    矢坂

    多摩川病院の矢坂です。生まれは神奈川なんですけど、育ったのは東京の府中市です。

    増戸

    堺平成病院の増戸です。病院がある大阪府堺市の出身です。

    泉谷

    緑成会整育園の泉谷です。出身は東京の国立市です。

    山﨑

    印西総合病院の山﨑です。病院がある千葉県印西市が地元で、2歳の時から住んでいます。僕だけ入職して2年目ですね。

    ほかの3人は1年目なのですね。ちなみにみなさんどんなところにお住まいですか。堺市は古墳が有名ですよね。

    増戸

    先日、古墳群が世界遺産に登録されました!

    おめでとうございます!

    増戸

    ありがとうございます! みなさんよかったら来てください。

    一同

    (笑)。

    私も二度ほど行ったことがあるのですが。

    増戸

    あ、大仙陵古墳ですか。

    すいません、古墳ではなく行ったのは堺平成病院のことです(笑)。

    増戸

    古墳に行ったのかと勘違いしてしまいました(笑)。

    (笑)。府中市はどんなことがアピールポイントですか。

    矢坂

    今だとラグビーですね。プロチームが2チームもあるので。

    先日のワールドカップ後には府中市で凱旋パレードもありましたね。ちなみに行かれましたか。

    矢坂

    いえ…心のなかで応援してました(笑)。

    一同

    (笑)。

    国立市はどんなところですか。

    泉谷

    どうなんでしょう、住宅街ではありますけど、一橋大学とか国立音楽大学とか、大学が多いのが特長ですね。

    確かに学園都市としても有名ですよね。印西市はどうでしょう。

    山﨑

    なんだろうな…。

    矢坂

    「住みやすい街」ですよね?

    くわしいですね!

    矢坂

    いえ、さっき別の方からもその話を聞いたので(笑)。

    (笑)。住みよさランキング(※)で7年連続首位だったんですよね。

    山﨑

    確かに住みやすいとは思います。特に車があれば生活しやすいですね。
    ※東洋経済が発表する「住みよさランキング」において、2018年まで7年連続首位。

    四者四様の青春
    意外な趣味も…!

    薬剤師になるまでのお話を聞きたいのですが、今までこんなことに打ち込んだとか、好きだったなど、何かあれば教えてください。

    泉谷

    小学校から中学まではずっと野球をやってました。以前は体が弱かったんですけど、野球をやってから丈夫になりましたね。

    ちなみにポジションは。

    泉谷

    セカンドです。

    山﨑

    自分は楽器をやっていて、サックスを吹いています。

    やっぱり吹奏楽部などに入られて。

    山﨑

    中学の時と、高校でもちょっとやってましたね。

    増戸さんはいかがですか。

    増戸

    中学生の頃はテニスをしていて、高校ではバドミントンをやっていました。大学でもテニスのサークルに入りましたね。

    テニスのサークルというと、飲み会が多そうなイメージもありますが。

    増戸

    私の入っていたところはそんなイケイケなところではなく、テニスをちゃんとやっていました(笑)。

    失礼しました(笑)。矢坂さんはどうですか。

    矢坂

    特にはないのですが、英語が好きなので、中学・高校は英語の部活に入っていました。

    ひょっとして英語を喋れるのでしょうか。

    矢坂

    まあ…(笑)。

    一同

    おお〜っ。

    矢坂

    いえ、本当に少しですけど…もっとコミュニケーションが取れるようにまだまだ勉強中です。いつか英語の論文も読めたらなとは思っています。

    ではずっと文化系だったのですね。

    矢坂

    むしろ最近、趣味で筋トレを始めました(笑)。公園で運動をするグループみたいなものに入っていて、集団になって筋トレをしています。

    一同

    えっ!?

    矢坂

    あっ、趣味で運動をしたい人が集まる社会人サークルみたいなものです! 公園で筋トレをして、お昼ご飯を食べてっていう。

    なるほど、一瞬驚きましたが、とても健康的な集まりなのですね〜。

    薬剤師を目指すきっかけは
    身近な人の病気やけが

    では、みなさんが薬剤師を目指したきっかけを教えてください。

    増戸

    私には弟がいるんですけど、以前、事故で入院することがあったんです。そこで病院に行く機会が多くなったんですけど、ちょうど高校生の頃だったので将来も考える時期で。病院に行くうちに医療関係の仕事を身近に感じて就きたいなと思うようになって、そのなかでも薬剤師を選びました。

    医療関係の仕事のなかでも、特に薬剤師を選んだのはどういう理由でしたか。

    増戸

    直接関わる機会も多くて、自分にも近く感じたんですね。なかでも興味があるのが薬剤師だなと思って、選びました。

    矢坂

    私も、小学生くらいの頃、親戚が突発性難聴になって病院に行っているのを見て、将来医療職に就きたいなと思いました。

    身近な方の通院がきっかけになられて。

    矢坂

    それと、一番仲が良かった友だちのお母さんが薬剤師をしていて、「薬剤師」という名前がかっこいいなって思ったのと、薬剤師っていう仕事があるんだなっていうことをそこで初めて知って興味が湧きました。あと当時化学が一番好きだったので、高校生になって進路を深く考えるようになった時、医療職のなかでも化学に一番密接に関わっているのは薬剤師だと思って選びました。

    化学がお好きだったのですね!

    矢坂

    う〜ん。その時は好きでした。でも今は英語が一番です(笑)。

    一同

    (笑)。

    泉谷さんはどうでしたか。

    泉谷

    母親が病気を持っていたこともあってか医療系には興味があって、高校生の時に医療系の仕事や学校を探していた時に、薬剤師が一番合っているのかなと思ったんです。

    どういうところでそれを感じましたか。

    泉谷

    自分としては、広い知識を調べるのが好きだなと思いました。薬剤師は、広く知識が必要とされそうだなと感じたので。

    深く突き詰めるっていうよりは、幅広くというところが合っていたと。みなさん、ご家族のけがや病気から、医療職に興味を持たれたのですね。

    飼育員を諦めて…

    山﨑さんはどんなきっかけでしたか。

    山﨑

    中学生くらいの時、母親から「薬剤師になりなさい」って言われたんです。本当はもっと違う職業をやろうと思っていたんですが。

    珍しいパターンですね! ちなみに本当はどんな職業を目指されていたのですか。

    山﨑

    動物園の飼育員になりたかったんですけど、母親に言ったら薬剤師を勧められて。

    とてもピンポイントなアドバイスですが、ちなみにお母様は薬剤師だったのですか。

    山﨑

    いえ違いました(笑)。でも母親としては医療系を勧めたかったらしくて、そのなかでも「あなた血とか見るのは苦手でしょ」っていう理由での薬剤師だったみたいです。一応それで納得して、薬剤師を目指しました。

    なるほど、そこまで見抜いたうえでのアドバイスだったのですね。今となっては、お母さんに感謝していますか。

    山﨑

    どうですかねえ、う〜ん。あと10年くらいしたら感謝するかもしれないです(笑)。

    病院での働き方に感じた魅力

    ちなみに薬学部は6年間と長いですが、どんな配分で学年が進んでいくのでしょうか。

    矢坂

    初めの4年間はずっと授業で、5年目が実習、5年の後半から6年の前半が研究、そのあとが国家試験の勉強ですね。

    後半にかけて詰まってますね。

    山﨑

    後半がすごいです! 特に1、2年はまだ一般的な大学生って感じで余裕もあるんですけど、もう5、6年は「わーっ!」て(笑)。

    薬学部の実習はどんなことをするのですか。

    泉谷

    2カ月ごとに、薬局と病院に行きましたね。

    それはそれぞれ指定されたところに行くんですか。

    増戸

    「この病院とこの薬局に、いつの時期に行ってください」って指定がありました。

    山﨑

    うちは希望が言えました。

    増戸

    へえ〜! いいですね。

    やはり実習での経験を受けて、病院や薬局に就職しようと決められるのですか。

    山﨑

    そうですね、行く前はどうするか迷っている人も多いですけど、大体みんな実習後に進路を決めますね。僕も、実習に行ってみて、どちらかというと病院での仕事にやりがいを感じましたね。多職種への関わりがあって、そのなかでみんな一緒になって患者さんを良くしていこうっていうところに魅力を感じました。

    泉谷

    僕も実習に行ったうえで病院に決めました。

    何が決め手でしたか。

    泉谷

    僕が行った薬局は、どちらかというと患者さんをお待たせしないために効率を求められる印象が強かったのですが、病院の方は長い目で患者さんをみていくことができると感じて、そこが魅力的でしたね。

    増戸

    私も実習に行ってから決めたんですけど、病院の方が他職種の人とも関わる機会が多くて、検査値も見てお薬のことを考えるってことができるというところがいいなと思って、病院にしようって思いました。

    病院での働き方が合っていると考えたのですね。

    矢坂

    私は企業に就職することも考えていたんですけど、実習を終えて臨床にしようって思いました。ただ、実習先の病院は大きい大学病院で学ぶことも多かったですし、薬局の方は患者さんとのふれあいがあって、どちらも楽しいなって思ってとても迷いました。

    どうやって決められましたか。

    矢坂

    そこで、慢性期の病院があるっていうことを知って、話を聞いてみて、ここなら楽しいと思ったことがどちらもできるのではないかと思って、進むことにしたんです。

    慢性期の病院での働き方がポイントだったと。ちなみに薬局を選ぶ方はどういうところを決め手にして進まれるのでしょうか。

    矢坂

    私は実習でいろんな薬局を期間中に回らせてもらえたんですが、大学病院の前にあって、専門的な知識が必要で、素早く短期間で患者さんに情報を伝えることが求められる、っていうところもありましたし、患者さんが私たちに相談してきてくれるようなアットホームな薬局もありました。薬をお売りする以外でも健康のサポートができるっていうのは、とても魅力的でしたね。

    慢性期医療やポリファーマシーへの取り組みも入職の動機に

    それぞれ入職した病院はどうやって決められましたか。

    山﨑

    大学の先生が「山﨑くんの地元に印西総合病院っていうところがあるから、見学してみたら」って紹介してくれたんです。それで来てみたら、このインタビュー記事にも以前出た入間川さん(※)が、薬局長として案内をしてくれて。そこで「すごいな」って思ったんです。

    ※ひとプロジェクト 平成扇病院/薬剤部 課長 入間川 寿々可さん

    「すごい」というのは、どういう意味ですか。

    山﨑

    入間川さんに、やっぱりカリスマ性というか、人を惹きつける魅力をすごく感じたんです。他の職種の方ともフレンドリーに接して距離も近いですし。「この人と一緒に働いたら楽しいんだろうな」って思って。それまでは慢性期病院についてもあまり知らなかったんですけど、ここへ来て興味も持ちました。

    インタビューを読むとわかりますが、入間川さんは確かにちょっと異色な感じがあるかもしれないですね…(笑)。

    山﨑

    「薬局長」っていうと、堅そうなイメージもありますけど、全然そういう方じゃなくて、「こういう薬剤師さんもいるんだ」って驚きました。

    なるほど意外な就職理由ですね! 泉谷さんはいかがでしたか。

    泉谷

    東京都の中小病院を集めた説明会(※)に行った時にグループの緑成会病院を知って、「慢性期医療は今後必要になってくるかもしれない」と感じて、目指すことにしました。それまで話を聞いたなかでは、慢性期医療に力を入れている病院もありませんでしたし。
    ※東京都病院薬剤師会主催の病院薬剤部門合同説明会

    矢坂

    「慢性期」という言葉としては知っていても、病院の数としては急性期の方が多いですしね。

    慢性期医療についてはどんなところに惹かれましたか。

    泉谷

    やっぱり時間をかけて取り組めるというところですね。検査値を見たり、薬の見直しができるということを知って、そういうところをみられるのはほかにはないかもしれないと思いました。

    増戸

    私は急性期か慢性期かで迷ったんですけど、「どっちが向いてるんやろう」って考えた時、実習先の急性期病院では患者さんの入れ替わりが激しかったので、それよりは、入院期間が長くて一人の患者さんを長期的に見られる慢性期病院の方がいいなって思いました。それに、地元で働こうと考えていたので、ちょうど病院が新しくできるところだったのでタイミング良いなと思って。

    堺平成病院は2019年の4月開設でしたからね。矢坂さんはどうですか。

    矢坂

    私も泉谷さんがお話しした説明会に行っていたのですが、そこで話を聞いて、いいなと思いました。

    特にどういったところが魅力でしたか。

    矢坂

    ポリファーマシーへの取り組み(※)を明確な目標としているところが良かったです。実習で行った薬局でも「取り組みたいけどまだやり方を模索している」という印象を受けたので、病院としてそれをちゃんと目標に掲げてるっていうのは、これから薬剤師がするべき仕事と言いますか、すごく未来を見てるなって思いました。

    ※薬物の相互作用を減らすため、6種類以上の服薬を「多剤内服」として減らす取り組み。くわしくは下記ページをご覧ください。
    平成医療福祉グループ 薬剤部の取り組み

    なるほど、グループとしての取り組みに賛同されたと。きちんと目的意識を持って入職されたんですね。

    矢坂

    (無言ではにかむ)

    一同

    (笑)。

  • 次回:薬剤師としての仕事がスタート! まだまだ成長する、新人薬剤師の現在と未来!

    後編は2020/01/24公開予定

    profile
    • 印西総合病院 山﨑 陵平

      【出身】千葉県印西市
      【職種】薬剤師
      【趣味】サックスを1人で吹く
      【好きな食べ物】ハンバーグ(大きいもの)

    • 多摩川病院 矢坂 さくら

      【出身】東京都府中市
      【職種】薬剤師
      【趣味】英語の読書、公園での筋トレ
      【嫌いな食べ物】セロリ、パクチー

    • 緑成会整育園 泉谷 夢樹

      【出身】東京都国立市
      【職種】薬剤師
      【趣味】自転車で長距離を走る
      【好きな食べ物】焼肉(最近はハツ)

    • 堺平成病院 増戸 芽衣

      【出身】大阪府堺市
      【職種】薬剤師
      【趣味】スキー、スノーボード
      【好きな食べ物】サツマイモ(素材の味が好み)

    ※所属などの情報は取材時のものです。