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ひとプロジェクト【スペシャル・前編】新人座談会 〜療法士編〜

ひとプロジェクト 新人スペシャル座談会
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「じっくり」医療へ向き合いたい想いを語る!

「新人スペシャル」の第2弾は2018年4月に入職したリハビリテーション部の3人です。医療人になろうと思った理由や今の病院になぜ選んだのかなどを語ってもらいました。対談場所は、理学療法士の大谷さんが勤務する大阪府岸和田市にある岸和田平成病院のリハビリテーション室です。

〈岸和田平成病院〉
大谷 侑路

〈泉佐野優人会病院〉
清水 瑠菜

〈神戸平成病院〉
山本 修敬

同期だけど職種も環境も異なる
3人の新人療法士

―では、簡単に自己紹介をお願いします。

大谷 大谷です。岸和田平成病院の医療療養病棟で理学療法士をしています。出身は兵庫県尼崎市です。
清水 泉佐野優人会病院の回復期リハビリテーション病棟で言語聴覚士をしている清水です。和歌山県の和歌山市出身です。
山本 山本です。僕は、高知県南国市出身です。就職をきっかけに高知を離れて、神戸平成病院の回復期リハビリテーション病棟で勤務しています。

―みなさん職種が違いますが、お会いしたことはありますか。

大谷 3月に新入職員の研修会があったんですが、私は卒業式と日程が重なっていたので、参加できなかったんです。
山本 僕は研修に参加しましたが、人の多さに圧倒されて覚えていないです。
清水 私も参加したんですが、リハビリ以外の職種も集まっていたのでグループワークが同じだったメンバーぐらいしか覚えてないです。

―そうなんですね、グループの行事などですれ違っていることはあるかもしれませんね。今までに何か行事に参加されましたか。

一同 グループの関西エリアの運動会に参加しました。
清水 「どんな感じなんやろう」って思いながら集合場所に着くと、すごい参加人数で驚きました。
大谷 確かに、人数すごかったですね。でも、楽しかったです。

―関西エリアの施設が集結して毎年開催していると聞きましたが、何か出場されましたか。

大谷 仮装行列(※)と選抜リレーと年代別リレーに参加しました。リレーはアンカーだったので緊張しました。でも、全力で走り切りました。
(※)仮装行列…平成医療福祉グループの年間行事として実施している運動会のプログラムのひとつ。

―すごいリレーで走ってますね(笑)。

大谷 全力疾走でした(笑)。
山本 僕もリレーに参加したんですが、久しぶりに走ったので終わったあとはヘトヘトでした。
清水 お2人ともすごいですね。私は、運動音痴なんで、仮装行列だけ参加しました。

―仮装行列はどんな格好をされたんですか。

清水 私は「ゲゲゲの鬼太郎」に出てくるキャラクターで歩きました。グループのロゴマークのところから顔を出して(笑)。
一同 (笑)。
大谷 私は「ちびまる子ちゃん」の仮装をしてダンスを踊りました。
清水山本 あーっ!
山本 最後のほうに出ていた病院ですよね。
大谷 そうです。私自身は「山田くん」の仮装だったんですけど、登場曲にアニメの声を重ねてみたり、あれこれと編集も担当したんです。ダンスを覚えるよりも曲づくりに手間をかけたので、すごく楽しかったです。
 


 

―どの施設でも相当練習をされるものですか。

清水 私の職場は「大丈夫?」って先輩が何度も覗きに来ていました。気になって先輩に理由を尋ねたら、毎年、運動会の練習でちょっと気まずい雰囲気になるらしくて(笑)。それぐらい代々練習してきたって聞きました。
山本 えっ…。僕たちと全然パワーのかけ方が違う。
清水 そうなんですか! 私たちは時間を決めて、みんなで何回も集まって練習しました。

―山本さんは、どんな仮装をされましたか。

山本 僕の病院はミニオンズの仮装でした。「じゃあ、本番で楽しもう!」って感じでした。ダンスとかがなかったこともあって、すごく練習するっていうことはなかったです。当日に、ほかの病院がいろんなことをしていてびっくりしました。
 


 

療法士を目指した理由のひとつは、
周囲からのアドバイス。

―みなさんが療法士を目指した理由を教えてください。

清水 私は祖母がリハビリを受けているときに初めてリハビリの仕事の存在を知ったんです。それまでは、医療職にたくさん種類があることを知りませんでした。

―医療職は高校時代に進路を決めなきゃいけないですよね。

清水 そうなんです。リハビリのことを自分でいろいろと調べるところからでした。リハビリ職は3つあることを先生に相談していたら、もともとすごく興味があった「食べること」「話すこと」のスペシャリストが「言語聴覚士」だとわかりました。そのときに、この仕事に就きたいと決めました。

―大谷さんが、理学療法士になろうと思ったきっかけは何ですか。

大谷 私は学生のときからずっとテコンドーをしていて、中学生のときに参加した全日本の合宿ではトレーナーさんがそばにいるような環境だったので、リハビリが身近な存在でした。

―全国大会で優勝されたほどの実力だと聞きました!

大谷 ありがとうございます。大学を決めるタイミングで周囲のトレーナーさんに相談すると、いくつか選択肢を教えてくれました。そのなかで、スポーツ選手に限らず、幅広い人にリハビリを提供できたらと思って、病院で働く理学療法士を目指すことにしたんです。

―山本さんはいかがですか。

山本 僕は昔からサッカーをしていたのでリハビリを受けた経験がありました。そこで、療法士の存在を知っていたことが大きかったです。周りの友人が医療系に進学すると聞いて、僕も同じような道に進もうと考えたときに「リハビリがいいな」と思いました。

―リハビリ職のなかでも作業療法士を選んだ理由はありますか。

山本 医療系の親戚が多くて、療法士を目指すことを相談をしたら「そういうことがしたいなら理学療法士じゃなくて作業療法士という選択肢もあるよ」って言われたことが決め手になりました。
 
 

今の職場を選んだ理由と共通点とは

―では、今の職場を選んだ理由はどんなところでしたか。

清水 私は、今の職場が実習先だったので、実習開始から少し経ったときに「ここで働きたいな」って思って、そのまま就職させてもらいました。

―大谷さんはいかがですか。

大谷 就活で最初に見学した病院が今の職場なんです。明るい雰囲気が印象的で、先輩たちの働く様子を見ているうちに、ほかの施設を見ずに「ここに就職しよう」って決めていました。

―お2人とも即決だったんですね、山本さんはいかがですか。

山本 僕は、昼夜に関係なく生活動作やリハビリテーションを評価できることに魅力を感じていました。ちょうど高知県以外で就職先を探していたら、今の職場に辿り着きました。

―みなさん共通して急性期後の病院に勤務されていますが、何か魅力的な部分があったのでしょうか。

大谷 私は、ハイパー急性期といわれる病院で実習をしていたときに「じっくりリハビリと向き合いたい」って思えたんです。急性期らしい魅力よりも私には、じっくりと向き合うほうが合っていたみたいです。
山本 僕は、在宅でのリハビリテーションまで診たいと思っているので、回復期リハビリテーションが魅力的でした。

―清水さんはいかがですか。

清水 私も回復期のリハビリに興味がありました。言語聴覚士なので、特に摂食・嚥下(※)に力を入れている病院がよかったので、今の職場が理想だと思いました。
(※)摂食・嚥下…食べ物を認識してから、口を経由して胃の中へ送り込む、一連の動作のこと。
 


 
 

ほかの職種とはどうやって接する?!こっそり悩んだ4月の記憶

―入職したばかりのときに配属した病棟で一番驚いたことはありますか。

一同 いっぱいあります…(笑)。
山本 学生のときに見ていなかった書類作成やほかの職業と連携する方法は、戸惑うことが多かったです。
大谷 私は、紙文化が結構残っていることに驚きました。あとは、ほかの職種との連携とか。
清水 そうですよね、私も連携って難しいなって感じました。入職した当時は「話しかけるタイミング」に苦戦しました。

―最初からスルっと馴染めない感じだったんですか。

大谷 最初は、ほかのスタッフさんの仕事を知らないので特に(苦笑)。
清水 言語聴覚士の場合は患者さんの食事形態とかトロミの有無を看護師さんや介護スタッフさんたちとしっかり連携しておかないと仕事が進まないので、どうしようって焦ることも多かったです。
山本 最初はみんな、そんな感じですよね。

―その雰囲気をどうやって打ち消してきたんですか。

大谷 必死に名前を覚えたり、何かきっかけを作って話すようにしていました。あとは、自分が欲しい情報を一方的に質問しないように注意していました。最初のうちは、目に留まった看護師さんに聞いてしまっていたので。
清水 つい、聞いちゃいますよね。最初は周囲が見えていないので、今日の担当じゃない看護師さんに質問したら、その人じゃないことがわかって慌てて別の看護師さんを探すっていう(笑)。
一同 (笑)。
山本 僕は、話す前に要点を決めて「合ってますか」って尋ねるようにしていました。でも、覚えてもらうことが一番早いですよね。

―影の努力が無事に実ったんですね。

大谷 名前を覚えてもらったら、大丈夫でした。
清水 ですよね、お互いに顔と名前を覚えたら、いろいろとスムーズになりました。
 
 


次回:最初に担当した患者さんの思い出と2年目に向けた意気込み。


 
 

profile

岸和田平成病院 大谷 侑路

【出身】兵庫県尼崎市
【職種】理学療法士
【好きな食べ物】カレー
(スパイシーなものが特に)

泉佐野優人会病院 清水 瑠菜

【出身】和歌山県和歌山市
【職種】言語聴覚士
【好きな食べ物】納豆
(毎日食べてます)

神戸平成病院 山本 修敬

【出身】高知県南国市
【職種】作業療法士
【好きな食べ物】スイーツ全般
(ケーキ1ホール食べます)

※所属などの情報は取材時のものです。