ひとプロジェクト 第57回【後編】平成医療福祉グループ総務部 課長/高橋洋介さん

平成医療福祉グループ総務部

課長

高橋 洋介 さん

自分の性格にフィットした、裏方としての働き方
見えない場所から病院を支える、グループ総務の仕事とは!

グループの総務部課長、高橋洋介さんの後編です。今回は、高橋さんが現在取り組まれるお仕事についてお聞きしました。事務長を務める平成淡路看護専門学校のこと、また、縁の下の力持ちであるグループ総務職の、意外と知られていない仕事内容や、高橋さんが考える総務のやりがいについてお話を伺っています。ヒップホップ大好きな高橋さんのおすすめの一曲もお聞きしたインタビュー後編、ぜひご覧ください!

  • 申請書類や事務長からの相談にも
    グループ総務部のお仕事とは

    現在は総務部の課長という役職ですが、グループの総務というと、どういうお仕事をされるのですか。

    ざっくりと言えば何でも屋のような仕事なんですが、各病院の外部監査時の指導や施設基準の届け出、病院立ち上げ前と後の申請書類の作成、各病院から送られる書類のチェックをしたり、そのほか事務長の困りごとの相談にも乗ったり役員会の準備をしたりと、主な仕事を挙げるとそういったところですね。

    主には申請や書類関係で、各病院をサポートされているようなイメージですね。事務長からの相談というと、医療事業部の仕事とも重なりそうですが、どのような棲み分けなのですか。

    私たちが受けるのは、割と細かい事務書類関係のことですね。医療事業部の方には、もっと大きな運営的な相談がいくのかなと思います。

    グループ病院全体からそうした相談が来るとなるとそれなりのボリュームとなりそうですね。

    現在は25病院ありますから、けっこう大変ではありますね。ただ、今は総務スタッフも5人と増えましたので、人員的には充足しています。

    病院のほかに介護施設に関わることもあるのですか。

    老健や特養など介護施設の管理も担っていますので、各施設の書類作成やチェック、外部監査時の指導などを担当しているスタッフもいます。いろいろな経験ができて、本当にやりがいのある部署ですね。

    今現在、高橋さんはどういったお仕事を担当されていますか。

    今お話ししたような仕事全般ですね。最近では淀川平成病院の立ち上げに関する手続きや、2022年オープン予定のココロネ住吉の開設許可申請書類を作りましたし、そういった書類の手続きをメインでやらせてもらってます。それと並行して、平成淡路看護専門学校の事務長も担当しています。

    ココロネ住吉に関しては、高橋さんの手は一旦離れたのですか。

    今後も医療法や人員基準の管理、各種届け出などはありますから、引き続き関わっていく予定です。

    今お話しいただいたような届け出や申請書類の作成には、どんな経験が役立ちましたか。

    世田谷記念病院の立ち上げに関わったのは大きかったです。それと、仕事のやり方は総務部長からもたくさん教えてもらいました。

    日々覚えることも多そうですね。

    例えばココロネ住吉のような障害者支援施設については関わるのが初めてでしたけど、一般的な病院とは書類も違いますので、そういった意味でも覚えることはキリがないですね。

穏やかな環境で学びに打ち込める
平成淡路看護専門学校でのお仕事

平成淡路看護専門学校の事務長も現在務められているとのことですが、どういったタイミングでの着任だったのですか。

僕が担当になったのは、学校が開校して半年くらいした頃です。もともとは、兵庫県立淡路看護専門学校という学校だったんですけど、2015年に閉校することとなって、その建物を引き継いで、同じ年にグループが新たに看護学校をスタートさせました。

これも当然初めて取り組まれたお仕事でしたか。

そうですね、とにかく仕事をしながら覚えていったのと、グループの聖和看護専門学校の方にもよく仕事を教えてもらっていました。

実際のお仕事はどういったことなのでしょう。

学生対応や、申請書類の作成、スタッフ間の調整、行事の準備、学生募集のための営業活動や教員の採用活動など、何でもしていますね。スタッフのサポートのおかげで今も事務長職を続けられています。学校職員のみんなには感謝の気持ちでいっぱいです。

学校での仕事のやりがいはどんなところにありますか。

病院に勤めていると普段学生と接する機会はなかなかありませんし、とても新鮮です。いつも元気をもらえていますね。あとこれはぜひお話ししたかったんですが、学校では看護教員を募集しているんです(※)。

※平成淡路看護専門学校の採用について、くわしくはこちらからご覧ください。

一緒に働かれる教員の方を募集中なんですね!看護教員になるにはどんな資格が必要ですか。

看護師の資格があることがまず条件のひとつです。教員になるため講座を事前に受けていることが望ましいですけど、資格がなかったとしても、入職後に受講ということでも問題ありません。グループ病院で看護師として働いていたスタッフが看護教員になった、という例もあります。

なるほど、グループでも看護師から教員に転身したというケースもあるんですね。

グループで活躍する人材を育てたいという想いを持ったスタッフを募集中です。淡路島は自然が豊かですし落ち着いた土地なので、勉強や仕事に集中するという意味ではとても適していると思います。

神戸や徳島からもアクセスしやすいですし。

そうなんです。それと、学生についても同じく募集しています。こちらも近隣から通いたいという地域の方はもちろん、既にグループ内で勤務中の介護職員や事務スタッフで、看護師の資格を取得したい、という方、さらにご家族やお知り合いの紹介も歓迎です。

キャリアチェンジと言いますか、別職種として働いている方が、看護師の資格を取得するために入学というパターンもあるのですね。

実際に、グループ病院や施設で事務職や介護職、検査技師などとして働いていた方が、看護師資格を取得して、また元いた職場に復帰、ということもよくあるんです。

就学に際しては何かサポートはありますか。

学生寮が完備されていますので、遠方からの入学もしやすいですし、入学金減免制度や奨学金制度、徳島方面からの無料スクールバス運行、無料託児所など、サポート体制も充実していますから、ぜひ検討していただけたらと思っています。グループ病院への就職もしやすいので、この機会にぜひ平成淡路看護専門学校のことも知っていただきたいですね。

※平成淡路看護専門学校の学生募集について、くわしくはこちらからご覧ください。
  • 表に出づらいけど重要な総務の役割
    そして、誰にとっても大切な検診について

    また総務のお話を伺いたいのですが、高橋さんご自身はもともとこういった書類と向き合うようなお仕事がお好きだったんですか。

    実際にいろいろと仕事をしてみて、僕はやっぱり裏方が合っているなと思いました。みんなの見えないところで、支えていく仕事が好きですね。

    総務のお仕事のやりがいはどんなところだと思いますか。

    いろいろな人と関われるところだと思います。それと、今お話ししたような、縁の下の力持ち的なところです。それこそ病院や施設って、患者さん・利用者さんと直接関わるスタッフさんのイメージが強いと思うんですけど、そのみなさんが働くための土台作りとか、仕事がうまく回るためのサポートには、総務が関わっています。

    重要な役割だけど、目に見えづらい仕事ですよね。

    きっと、グループ総務部が働く博愛記念病院のスタッフにも、僕らに対して「何をしてるかわからないけど、忙しそう」っていうイメージを持っている人も多いと思うので、こういったお話ができることで総務部のスタッフも報われると思います(笑)。

    (笑)。ぜひ知っていただきたいですね。あまり成果をアピールする仕事ではないですもんね。

    「この書類、僕が作ったんですよ!」って言う機会はないですからね(笑)。ひとつの書類を作るのに、どれだけ大変だったかっていうのも、なかなか伝わりづらいですし。

    でも、だからこそ、各病院から頼られることも多いのではないかなと思います。

    ありがたいことに、いろいろなお仕事や相談をもらっています。僕も事務長経験があるので、現場のみなさんの悩みもわかるんです。そういう意味では、ここまでいい経験をさせてもらってきたなと思っています。

    今後の展望はありますか。

    引き続き、少しでもみなさんの役に立ちたいなと思っていますね。控えめですけど(笑)。あと、全然違う話なんですけど、みなさんにお伝えしたいのが、検診の大切さですね。

    検診ですか?

    昨年、グループの徳島平成病院で人間ドックを受けた時に、たまたま大きな病気が見つかったんです。幸い発見が早かったので、すぐに治療ができて、3週間ほどで復帰することができました。

    そんなことがあったとは…発覚した時は驚かれたでしょうね。

    それが、意外と冷静だったんです。手術ができる場所だったので、あまり焦りはしませんでした。

    そのタイミングで人間ドックを受けていたのは幸いでしたね。

    でも「もっと早く人間ドックを受けていれば」と、ものすごく後悔しています。グループでは、各地に健診センターがありますし、グループ職員については人間ドックの受診料を補助する制度もありますから、ぜひ定期的に受診して欲しいです。特に「最近調子が何かおかしい」と思われている方には、後悔先に立たずです! とお伝えしたいです。

    まさに実感がこもった呼びかけですね。

  • 家で楽しむDJプレイ
    聴いてほしいおすすめの一曲は

    プライベートについて伺いたいのですが、お休みの日はどのように過ごしていますか。

    最近はあまり出歩けないので、音楽を聴いたり、ガーデニングをしたり、『グラップラー刃牙』のビスケット・オリバをイメージしながら筋トレに励んでいます(笑)。

    大学時代は音楽漬けだったとおっしゃっていましたが、最近も引き続き音楽はよく聴かれているんですか。

    ジャンル問わず聴くんですが、今もヒップホップが一番好きですね。昨年はBlack Lives Matter運動を題材にしたLil Babyの『The Bigger Picture』や、急逝したJuice WRLDやPop Smokeの曲を、哀悼の意を込めて聴く機会も多かったですね。

    ヒップホップのどんなところに魅力を感じられますか。

    いろいろな楽しみ方があるんですけど、そのなかのひとつにサンプリング文化(※)があると思います。ヒップホップから違うジャンルの曲を見つけることができるので、ループを繰り返すうちにいつの間にかどんどん沼にハマっていきました。まだまだ話し足りないのですが、あまり喋りすぎると奥さんに怒られるので止めておきます…(笑)。

    ※サンプリング:既存の楽曲などから一部分を抜粋して、新たな楽曲を再構築すること。

    沼が深そうですね…(笑)。あとはガーデニングもお好きなんですね。

    自宅の庭はだいぶいじってますね。もともと好きだったので、いろいろ植えています。

    特にどんなものがお好きなんですか。

    僕はアカシア系が好きなんです。パールアカシアが今一番お気に入りですね。葉っぱがふわふわしてすごくかわいいのですが、恐ろしい速さで成長しています。

    今後、個人的にやりたいことはありますか。

    ちょうどキャンプにハマり始めたぐらいタイミングでコロナ禍になってしまったので、今まさに行きたいですね。

    じゃあ道具なんかを揃え始めた頃にちょうど行けなくなられて。

    そうなんですよ、だから落ち着いてきたらまた行けたらいいなって思っています。

    ちなみに最近もDJは続けているんですか。

    外出できずに暇なので、スクラッチの練習をしているのですが、家族の冷ややかな視線を一身に浴びながら擦り続けています。楽しみながらと同時に、強いメンタルも鍛えられています(笑)。

    特殊な楽しみ方ですね(笑)。最後に、最近のおすすめ曲はありますか。

    いっぱいありすぎて絞れないんですけど、コロナ禍の今だからこそ、不可思議/wonderboyの『Pellicule』と『生きる Reflection Eternal LHW? Remix』をぜひ聴いてほしいですね。特に後者は、Nujabesのトラックに乗せて、谷川俊太郎の詩を歌う曲なのですが、自分の中の神曲のひとつになっています。心に響いてくれたら嬉しいです。

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profile

平成医療福祉グループ総務部 課長 高橋 洋介(たかはし ようすけ)

【出身】埼玉県
【好きな食べ物】ミレービスケット、白バラコーヒー
【好きなラジオ番組】Creepy Nutsのオールナイトニッポン0(ZERO)