私が、詠みました / SENRYU project

グループの病院・施設の患者さん・利用者さん、およびスタッフから募集した川柳を掲載する企画です。その方が過ごす日常の風景や、日々の暮らしのなかで感じたことなどが伝わってくるような一句を掲載しています。一人ひとりの視点が楽しい、バラエティ豊かな句が毎回寄せられています!

第70回

2022.07.21

かわいらしい姿に笑顔がこぼれました!

レジデント豊中

(大阪府豊中市)

糸蜻蛉さん (86歳)

講評

想像するだけでも顔がほころぶ、笑顔が浮かぶ瞬間を詠まれた作品です。テレビでこの光景を目にし、筆を取られたとのことでした。筆文字の味わいと、かわいいお引っ越しの組み合わせが、作品の良さをより引き立てています。

第69回

2022.05.19

日々の楽しみを見つけ中です!

平成デイサービスセンター渭北

(徳島県徳島市)

キクさん (87歳)

講評

日々の楽しみを見つけ中だという詠み人さんの一句。デイサービスでの風景のひとコマでしょうか。昼食後のひと時、のんびりとした午後の空気が伝わるような、思わずこちらものほほんとした気持ちになる作品です。

第68回

2022.03.10

水仙の花言葉は「尊敬」です!

泉佐野優人会病院 デイケア

(大阪府泉佐野市)

白坂 勝子さん (84歳)

講評

寒い冬を乗り越え、一足早く春を告げる水仙。その花言葉の一つは「尊敬」だそうです。冬を越えて力強く咲く水仙に感じた敬意を詠んでくださいました。思わず背筋が伸びる一句です。

第67回

2022.02.10

元気な姿で家族に会うぞ!

淀川平成病院

(大阪府大阪市)

安部 和也さん (43歳)

講評

食べること、歩くことが好きだという詠み人さんの作品。リハビリテーションに取り組む強い想いが伝わります。夢に向かい、まさしく一歩一歩進まれる姿が目に浮かぶ一句です。

第66回

2022.01.13

戦争体験者は、もったいなくて物が捨てられません。

レジデント豊中

(大阪府豊中市)

糸蜻蛉さん (85歳)

講評

年の瀬、大掃除を詠んだ作品。なかなか物が捨てられなくてお困りという詠み人さん。きっとそのひとつひとつが、大切な思い出として積み重なっているのでしょうね。

第65回

2021.12.09

一歩一歩、歩んできた人生を振り返り、詠んだ一句です。

泉佐野優人会病院 デイケア

(大阪府泉佐野市)

S.Kさん (83歳)

講評

川柳がとても好きだという詠み人さん。看護師として定年まで働いてこられたそうです。実直に積み重ねてきた人生を振り返った、味わい深い一句を寄せてくださいました。

第64回

2021.11.11

リハビリで元気になってきたのでお父さんの99歳を越えたい。

淀川平成病院

(大阪府大阪市)

T.Tさん (96歳)

講評

現在96歳の詠み人さんは、リハビリテーションをしながら元気に100歳を目指します。前向きに取り組む様子を詠んだ、頼もしい一句です!

第63回

2021.10.14

高校野球が好きで甲子園の句を主に詠んでみました。

平成病院 デイサービス

(兵庫県南あわじ市)

坂口 照子さん (85歳)

講評

2ヵ月連続の掲載と絶好調! 夏の間、熱心に高校野球をご覧になっていた詠み人さん。今回は、熱い戦いの後、夏の終わりを感じる作品です。

第62回

2021.09.09

オリンピックがあり、選手の皆さんの頑張る姿をテレビで拝見し、句がたくさん思いつきました。

平成病院 デイサービス

(兵庫県南あわじ市)

坂口 照子さん (85歳)

講評

すっかり本企画の常連となった詠み人さん。いつもたくさん作品を送ってくださいます。今回は、夏の日の午後の風景を素敵に切り取った作品です。

第61回

2021.08.12

川柳を作るのが大好きです。

講評

水茄子は、詠み人さんがお住まいの泉州地域の名産。地元の名物を詠みながら、ご近所との日常的なふれあいの様子を伝える、心温まる一句です。

第60回

2021.07.01

昔のことを思い出しました。

淀川平成病院

(大阪府大阪市)

M.Wさん (70歳)

講評

失語症でなかなか言葉をうまく出せない詠み人さん。7月を目前に、夏の記憶に想いを込めました。一文字一文字、ゆっくりと考えながら詠まれたそうです。

第59回

2021.06.03

いつもお世話になっております。これからも宜しくお願い致します。

平成病院デイサービス

(兵庫県南あわじ市)

坂口 照子さん (85歳)

講評

いつも、季節の風景を素敵に切り取ってくれる詠み人さん。きれいな山つつじを見つけて詠んだ一句だそうです。5月の新緑のなか、見頃を迎えた花の姿が目に浮かびます。

第58回

2021.05.06

地域の見守りを15年間続けてきました!

淀川平成病院

(大阪府大阪市)

I.Sさん

講評

地区会で地域の小学生を見守り続けてきた詠み人さん。「これを辞めるという事は人生も辞めるという事や」との気持ちがこもった一句となりました。

第57回

2021.04.08

我ながらうまく書けたなぁ。

淀川平成病院

(大阪府大阪市)

N.Mさん

講評

3月の卒業式シーズンに、高校の思い出を詠まれた詠み人さん。本人いわく「あいつら」にカンニングさせてもらったから卒業ができた、とのこと。今だから言える、驚きの思い出です。

第56回

2021.03.11

風邪ひかないように気を付けています。

淀川平成病院

(大阪府大阪市)

K.Sさん

講評

かつて、ご友人とよくお好み焼きを食べに行っていたという詠み人さん。当時はお喋りしながら3枚は食べていたそう。そんな賑やかな様子が目に浮かぶような一句です。

第55回

2021.02.11

もうすぐ百になるて全然気が付かんかった。

淀川平成病院

(大阪府大阪市)

H.Hさん

講評

100歳間近となった詠み人さんによる一句。「全然気づかなかった」と言いながら、100歳までお元気に過ごされる姿に、なんとも頼もしい思いがします。

第54回

2021.01.14

好きな食べ物はどら焼きです。

ヴィラ四日市

(三重県四日市市)

柴田 義雄さん (94歳)

講評

裁判所で長年働かれた詠み人さん。苦労が多い仕事でしたが、いざ定年になってみて感じたのは、寂しさだったそう。長く勤め上げた人だからこその感慨を詠んだ一句です。

第53回

2020.12.03

相撲観戦が好きです!

平成病院デイサービス

(兵庫県南あわじ市)

坂口 照子さん (85歳)

講評

詠み人さんが、窓際で日差しを背中に浴びながら、セーターを準備した時に思いつかれた一句。冬を迎える頃の暖かな窓辺の光景が目に浮かびます。

第52回

2020.11.05

趣味は編み物です!

泉佐野優人会病院

(大阪府泉佐野市)

小薗 定子さんさん (86歳)

講評

入院中の大変な時も笑顔で過ごされているという詠み人さん。関わるスタッフのみなさんも、その笑顔に心和ませているそうです。

第51回

2020.10.08

息子が稲刈りをした後に感じた風景が記憶に残っています。

徳島平成病院

(徳島県徳島市)

二見 ヨシ子さん (92歳)

講評

亡くなられた旦那さんの田畑を息子さんが耕した時の記憶を詠まれたそうです。稲刈り後の田園に立った様子が目に浮かぶ、視覚や嗅覚に訴えかける作品。

第50回

2020.09.10

楽しく仕事をするのがモットーです!

泉佐野優人会病院

(大阪府泉佐野市)

宮野 智子(看護師)さん

講評

院内の接遇強化のために、病院で働く看護師さんが詠んだ一句。緩んだ気持ちは髪の毛にも現れる。身だしなみの大切さが伝わります。

第49回

2020.08.27

野球観戦が日々の楽しみ。これからも元気に過ごしていきます。

平成病院 デイサービス

(兵庫県南あわじ市)

坂口 照子さん (85歳)

講評

早苗が植えられた、初夏の頃を詠んだ一句。山の麓、のどかな田園風景が目に浮かびます。思わず穏やかな気持ちになりますね。

第48回

2020.08.13

リハビリに来られて本当に幸せ。体も元気になって、いろんな人に出会えました。

徳島平成病院 通所リハビリテーション

(徳島県徳島市)

木内 盛郷さん (92歳)

講評

俳句が趣味の読み人さん。七夕の頃に咲く、くちなしを持って織姫様に会いに行く。七夕をロマンチックに詠んだ素敵な一句です。

第47回

2020.07.30

細々した手仕事が趣味です!

泉佐野優人会病院

(大阪府泉佐野市)

長谷川 比佐子さん (88歳)

講評

歳を重ね、足腰はちょっと悪くなったけれど、口はまだまだ達者な詠み人さん。笑顔でお話する様子が伝わってくるような、元気な一句です。

第46回

2020.07.16

毎日かぁちゃんと口けんかはするがそれがお互い元気な証拠!

平成デイサービスセンター平田

(山口県岩国市)

片山 三男さん (90歳)

講評

写真からもお元気さが伝わる詠み人さん。夫婦仲良く過ごす秘訣も、2人そろってアクティブです。いつまでもご夫婦仲良く過ごして欲しいものす。

第45回

2020.07.02

幸せに定型はない。自分が感ずるものである。

ケアホーム船橋

(千葉県船橋市)

藤原 正勝さん (90歳)

講評

満開に咲く花壇の花を、感謝の気持ちに例えた一句です。周囲からの優しさに触れた際の様子を詠んでくださいました。プロフィール写真のお花とのショットも素敵です。

第44回

2020.06.18

デイサービスで自慢の歌声を聞いてもらうのが楽しみです!

平成デイサービスセンター平田

(山口県岩国市)

村中 諭さん (86歳)

講評

カラオケ大好き詠み人さんによる一句。時おり顔を覗かせる腰痛も、気持ち良く歌えばスーッと消える。思わず美声が聴きたくなる川柳です。

第43回

2020.06.04

ライブを見に行くのが趣味です(今は自粛中)!

泉佐野優人会病院

(大阪府泉佐野市)

原 和人(理学療法士)さん

講評

理学療法士として働く詠み人さん。大変なトレーニングの間でも、満面の笑顔で励まされたらつい微笑んでしまいそう。写真の笑顔も素敵です。

第42回

2020.05.21

趣味は手作りのぬいぐるみを作ることです。

鳴門小規模多機能センター

(徳島県鳴門市)

辻 文代さん (79歳)

講評

幼なじみとの微笑ましいワンシーンを詠んだ一句です。年を経てもなお仲良く。長い付き合いのお2人が交わすハイタッチの場面がとても見たくなります。

第41回

2020.05.07

一日が一生!

多摩川病院

(東京都調布市)

河田 和子さん (91歳)

講評

いつもご応募いただく常連詠み人さん。ふと訪れた、ポジティブな心境の変化を詠まれた一句です。どんなきっかけがあったのか、とても気になりますね!

第40回

2020.04.23

肩で風をきって歩けるほど元気です!

平成デイサービスセンター平田

(山口県岩国市)

栗山 妙子さん (81歳)

講評

いつも行っているデイサービス。あえて「お仕事」と言うところに積極性が見えます。シャキッとした表情で出かけられているのではないでしょうか。

第39回

2020.04.09

デイサービスで歩行器を用意してくださり、思いっきり歩く事が出来る幸を感謝しつつ、皆さんと楽しくおしゃべりをしています。

鳴門小規模多機能センター

(徳島県鳴門市)

粟田 智子さん (92歳)

講評

デイサービスの送迎時、童心にかえる様子を、ユーモアを交えて詠まれた一句です。お出かけを心待ちにしていた幼少時を思い起こさせてくれます。

第38回

2020.03.26

病院通いも忙しいがデイサービスにいくのがとても楽しみです。

平成デイサービスセンター平田

(山口県岩国市)

吉村 輝人さん (86歳)

講評

節分の楽しい風景を詠んだ一句です。母と子が振り撒くのは、豆と共に素敵な笑顔。微笑ましいワンシーンが目に浮かびます。

第37回

2020.03.12

モロッコのご当地料理「クスクスとタジン」が好きです!

泉佐野優人会病院

(大阪府泉佐野市)

S.Nさん (50歳)

講評

リハビリに取り組む前向きな気持ちを素直に詠んだ一句。毛筆の字も素敵です。モロッコ料理好きというところも気になりますね。

第36回

2020.02.27

今は元気にデイサービスに通ってま〜す!

多摩川病院

(東京都調布市)

河田 和子さん (91歳)

講評

常連詠み人さんからのブラックユーモアあふれる一句。ドキッとしますが、元気にデイサービスに通われているとのことで、安心して見ていただければと思います。

第35回

2020.02.13

みんなに聞かせるハミングが日々の楽しみです!

平成デイサービスセンター平田

(山口県岩国市)

竹野 廣さん (90歳)

講評

いつまでも変わらぬ願いについて詠んだ一句です。得意のハミングを響かせながら、引き続き健康長寿を目指して欲しいです!

第34回

2020.01.30

利用者様の笑顔を見るのが楽しみです!

平成デイサービスセンター豊中

(大阪府豊中市)

佐伯 知恵美(相談員)さん

講評

利用者さんとそのご家族の様子をスタッフさんが詠んだ、暖かな一句です。どれだけウリふたつなのか、気になりますね!

第33回

2020.01.16

大勢の方とおしゃべりできることがとても楽しみ!

講評

一瞬ドキッとさせられる一句ですが、毎日とても賑やかに過ごされているとのことで、冗談めかしてこんなセリフを言っている様子が浮かびます。

第32回

2019.11.28

毎日の出来事を日記代わりに川柳にしています!

多摩川病院

(東京都調布市)

河田 和子さん (91歳)

講評

以前もご応募いただいた河田さんが再度入選! 日々の出来事を川柳にしているとのことで、人生の先輩ならではのお茶目な会話術を詠んでくださいました。

第31回

2019.11.14

野菜などを利用者さんと一緒に育ています!

西宮回生病院

(兵庫県西宮市)

竹内 信男(運転手スタッフ)さん (67歳)

講評

デイケアで育てている様々な植物のなかの1つが、金運アップにつながるという「モンステラ」。思わず願いを込めずに入られませんね。

第30回

2019.10.31

食べることが日々の楽しみです!

多摩川病院

(東京都調布市)

河田 和子さん (91歳)

講評

物忘れをした時の「あるある」を詠んだ一句です。忘れてしまったものはしょうがない。笑顔の大切さを思い起こさせてくれます。

第29回

2019.10.17

応募するのは恥ずかしいです。

ケアホーム豊中

(大阪府豊中市)

上田 藹子さん (87歳)

講評

趣味が俳句という詠み人さんの一句。暮らしのなかに流れるちょっとした季節の変化を楽しむ様子が詠まれています。秋刀魚が食べたくなりますね。

第28回

2019.10.03

リハビリがんばります!!

西宮回生病院

(兵庫県西宮市)

富井 晋平さん (82歳)

講評

日頃からリハビリにがんばって取り組まれている詠み人さん。張り切って歩いた日のお茶目な様子を詠まれました。無理は禁物ですが、応援しています!

第27回

2019.09.19

仕事の後の一杯がいつも楽しみです。

多摩川病院

(東京都調布市)

山野 敏雄(清掃スタッフ)さん (71歳)

講評

スタッフさんが応募された川柳が初掲載(病院で清掃を担当)! 夏の田園風景を詠んだ、情緒あふれる一句です。井上陽水さんの名曲『少年時代』を聴きたくなります。

第26回

2019.09.05

今年のカープは昔のカープ。たまに勝つのがちょうどよい。

グループホーム本郷

(山口県岩国市)

渡辺 得子さん (77歳)

講評

カープ女子たるもの、カープは応援したい! でも、眠気には勝てない。切実な悩みですが、どこか愛らしい。「眠たいの」という言い方にかわいさが詰まっています。

第25回

2019.08.22

いつまでもきれいにして若々しくしています。

平成デイサービスセンター平田

(山口県岩国市)

栁本 智恵子さん (92歳)

講評

いつまでもきれいでいたい、という想いはとても尊いもの。花を育てることが好きな詠み人の、日々を楽しむ様子が感じられる一句です。

第24回

2019.08.08

今が千金。

ケアホーム船橋

(千葉県船橋市)

藤原 正勝さん (89歳)

講評

口の運動である「アイウベー体操」についての一句。みんなの前で口を思いっきり開けるのは恥ずかしいものですが、健康のためにはそんなことは言っていられない! そんな気概が伝わります。

第23回

2019.07.25

がんばって早く歩けるようになりたい。

山口エルベ

(山口県岩国市)

岩崎 惠子さん (87歳)

講評

娘さんと会える喜びを詠んだ一句。思わず待ちきれずに窓の外をのぞく様子から、会えることへの想いや期待感が伝わってきます。

第22回

2019.07.11

自分の体験から思いつきました。

多摩川病院デイケア

(東京都調布市)

太田カツさん (85歳)

講評

お孫さんとのふれあいを感じる一句。手を引く/引かれる関係が逆転して感じるのは寂しさか喜びか。月日の流れと、成長を感じさせてくれる川柳です。

第21回

2019.06.27

寒風と遊ぶ。

徳島平成病院

(徳島県徳島市)

大塚 通子さん (83歳)

講評

リハビリテーション中の風景を詠んだ一句。今日はあの垣根を目標に、次はあの電柱まで、と、徐々に歩く距離を伸ばしていく。リハビリに取り組む確かな気持ちが伝わってきます。

第20回

2019.06.13

施設の中で笑って毎日過ごしたいです!

山口エルベ

(山口県岩国市)

藤田 ミヨコさん (97歳)

講評

詠み人は、施設の裏側に小さな畑を作られていたそうです。大切にしていた畑の記憶をそっと思い出して詠まれた一句。大事にされている気持ちが伝わります。

第19回

2019.05.30

雪が降ると日焼け顔が一層目立ちます。

グループホーム本郷

(山口県岩国市)

大西 タツヨさん (81歳)

講評

降り積もった雪に、お母さまの面影を重ねて詠んだ一句。雪のように白いお肌だったのでしょうね。郷愁を感じるノスタルジックな作品です。

第18回

2019.05.16

思いついたことをメモして、つなげて俳句にすることが好きです。

平成病院

(兵庫県南あわじ市)

佳香さん (92歳)

講評

詠み人の方は、入院当初は覚醒状態が低かったのですが、趣味の俳句を再開し、覚醒状態の向上につながったそうです。これからもぜひ応募してほしいですね。

第17回

2019.05.02

悪さをしてまだまだ頑張ります!

平成デイサービスセンター平田

(山口県岩国市)

實平 ツヤコさん (91歳)

講評

ババシリーズ第2弾。足が悪くなられた分は、口でカバーということでしょうか。お元気な様子が伝わってくる、とても頼もしい一句です。

第16回

2019.04.18

昼夜を問わず乾杯!

グループホーム本郷

(山口県岩国市)

堀本 哲男さん (80歳)

講評

ぜひご本人の写真とあわせてご覧いただきたい一句。このヤンチャさが素敵です。ビールと言いつつノンアルコール飲料なところもGOOD!

第15回

2019.04.04

よく眠れて元気いっぱいです。

山口エルベ

(山口県岩国市)

村岡 對子さん (90歳)

講評

落ちていく栗を見て思わず「もったいない」と言える前向きさが素敵です。「何かがあるから、毎日が楽しいです」とのコメントもいただきました。元気が出ます。

第14回

2019.03.21

いつまでも女らしくありたいです。

平成デイサービスセンター平田

(山口県岩国市)

北原 ツユ子さん (87歳)

講評

晴れやかな結婚式で踊るババ。愉快そうな場面が眼に浮かぶ一句です。「年を取り」という一言がつくことで、年を重ねた先にあるポジティブさが見え、とても勇気付けられます。

第13回

2019.03.07

今日は干し柿ネックレスでちょっとオシャレ✨

グループホーム本郷

(山口県岩国市)

大西 タキヨさん (80歳)

講評

どれだけ渋い柿も、干すことで甘い甘い干し柿になっていくという様子を、自身に例えた一句。80年の人生の深みを感じます。お茶目さがとてもかわいらしいです。

第12回

2019.02.21

お洋服もおいもカラーです。

グループホーム本郷

(山口県岩国市)

本郷 花子さん (90歳)

講評

やっぱり秋冬の楽しみは焼き芋ですね。びっくりするほど素直な気持ちがストレートに伝わります! 洋服もお芋カラーに揃えたということで見逃せません。

第11回

2019.02.07

ほかの利用者さんとお話しすることが大好きです! よろしく~!

富洲原複合型サービスセンター

(三重県四日市市)

水谷 房子さん (86歳)

講評

朝からご飯をたくさん食べられる姿が微笑ましい一句。詠み人の方の元気さが伝わります。どんな朝ご飯を食べたのかもちょっと気になります。

第10回

2019.01.24

カラオケが楽しみ!

だんけデイサービスセンターたがわ

(大阪府大阪市淀川区)

國見 紀代子さん (77歳)

講評

好きなものを3つも教えてくれる、とてもポジティブな一句。読んだこちらも明るくなるような、前向きなパワーがあふれています。

第9回

2019.01.10

運動を楽しみに来ています。

徳島平成病院 通所リハビリテーション

(徳島県徳島市)

新田 笑子さん (87歳)

講評

リハビリテーションに通われている利用者さんの一句。運動を楽しみにされているとのことで、眉山(徳島市内の山)を眺めながら励まれる様子が伝わってきます。

第8回

2018.12.27

もっとうまいもんが食いたい(笑)。

メディケアハウス春木

(大阪府岸和田市)

N谷幸さん (81歳)

講評

訪問看護のスタッフとの日常を詠んだ一句。シンプルな表現だからこそ、より気持ちが伝わります。次また会える日が楽しみですね。

第7回

2018.12.13

いつまでも若く

ケアホーム東浦

(兵庫県淡路市)

来田 洋さん (75歳)

講評

デイサービスの日常を詠んだ一句。90歳のスターとは、果たして一体どんな姿なのか、一体どんな唄を歌うのか。つい気になって想像力をかきたてられます。

第6回

2018.11.29

毎日デイサービスに通って楽しんでいます。

平成デイサービスセンター平田

(山口県岩国市)

上村 ハルエさん (92歳)

講評

寒さ増す時期の、食事にまつわるちょっとした変化を詠んだ一句です。句の隙間から、立ちのぼる肉まんの湯気と、思わずこぼれる嬉しさが伝わってきます。

第5回

2018.11.15

皆で考えました。

かおりの丘

(兵庫県淡路市)

チーム木曜さん (85歳)

講評

デイサービスに通われるチームのみなさんで考えられたそうです。まるで自分にツッコミを入れるような、入れ歯にまつわる勘違いを楽しく詠まれています。

第4回

2018.11.01

食べることが楽しみです!

ヴィラ播磨

(兵庫県加古川市)

堤 章さん (92歳)

講評

なかなかうまくいかない糸通しの風景を詠んだ微笑ましい一句。ご本人の写真とあわせて読むと、さらにほっこりとした気持ちになります。

第3回

2018.10.18

看護師さんや職員さんたちとお話ししたり歌を歌って楽しんでいます。

ヴィラ南本宿

(神奈川県横浜市)

石田 正子さん (90歳)

講評

90歳の詠み人の方が詠んだ作品。ご本人がお話し好きということで、たとえ噛み合わなくてもお話が楽しく続いていく様子が伝わる一句です。

第2回

2018.10.20

冗談を言うのが大好きです。

ヴィラ泉

(神奈川県横浜市)

鈴木 峯雄さん (76歳)

講評

サラッと読み飛ばしそうになってしまいますが、「サメ=ジョーズ」とかけた、まさに「上手」な一句。ツッコミ的な口調も味わい深いです。

第1回

2018.09.20

いつまでも元気で!

ヴィラ光陽

(兵庫県神戸市)

藤川 恵子さん (69歳)

講評

記念すべき初掲載作品! 夏のことを詠むかと思いきや、秋を通り過ぎ、一気に冬のお芋に想いを馳せる様子が愛らしい一句です。