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ひとプロジェクト【第2回・前編】西宮回生病院/福井 智一先生

ひとプロジェクト 福井先生
ひとプロジェクト 福井先生

地域の患者さんのために尽くす、整形外科の熱きプロフェッショナル

当グループで働く人物にスポットを当てる「ひとプロジェクト」。
第2回目の登場は、兵庫県西宮市にある西宮回生病院の整形外科部長、福井智一先生です。
2016年の病院リニューアルとあわせてできた整形外科センターの設立に携わった福井先生。
前編では、センターの特長や先生の診療のモットー、さらには病院の雰囲気などについてお聞きしました。 

自信を持って
日常生活に復帰できるまでを
サポート

―先生が西宮回生病院に着任されたのはいつになりますか?

2016年です。こちらがリニューアルの準備中に着任しました。

―西宮回生病院には整形外科センターが備えられていますが、その特長を教えてください。

単純な言葉で言うと、元気になって、日常を過ごせるだけのリハビリを受けて帰れるセンターです。いわゆる「センター」と名のつく病院のほとんどが、手術メインの急性期治療を行っていると思うんですが、うちの病院では、入院してから元気になって退院するまでの間の患者さんの変化を、整形外科医が最後まで見られるという点が大きな違いです。

―患者さんにとっては日常生活に戻れるかという点に大きな不安があるのですね。

そうですね、その点、当院では最後までしっかり付き合います。患者さんが退院するときに、あまり不安がらずに自信をつけて帰っている印象を受けますね。そんな病院なかなかないんじゃないかなと思っています。

 


 
 

具体的な治療法と
目的をわかりやすく伝える

―診療において大切にしていることはありますか

この病院に来てから実践するようになったのは、患者さんが入室してくるまでの動作を見ることですね。診察室からマイクで声かけするんじゃなくて、ドアをガーッと開けてお名前を呼ぶんです。

―待合から診察室までの動作を見られるんですか?

そうです。スーッと立ち上がれるかどうかとか、歩幅はどうかとか、しっかり見るようにしています。それが患者さんが治ってきているかの判断基準になります。

―他に重要視していることはありますか?

治療の目的と治し方を具体的に説明することを心がけています。
これをするようになってから、患者さんが納得して部屋を出ていかれる印象を受けるようになりました。やっぱりけがをした人は、痛みももちろんですが、ここから自分がどうなっていくかということへの不安も大きいと思います。なので、そこをちゃんと具体的に伝えていくようにしましたね。

―どのようにお伝えするのですか?

「この状態にするために、今後これをしていこうか」という感じで話しています。「次来たときに、どうなったか教えてな!」と伝えると、皆さん「オッケーわかりました!」と言って明るく帰られるようになりましたね。

 


 
 

「声かけ」の活発な、
明るく働きやすい病院

―実際ここで働かれてみて、どのような雰囲気の病院だと感じましたか。

あいさつがしっかりしている病院ですね。すれ違うときに、しっかりとあいさつをしていて、その延長線上に、患者さんへの声かけもよくあります。患者さんとスタッフのコミュニケーションがしっかり取れているのは、とても良いことだと思いますね。

―患者さんとスタッフさんのコミュニケーションがしっかり取れているんですね。明るいスタッフさんが多いですか。

その印象がありますね。最初は患者さんが少なくて余裕があったから、というのもあると思うんですが、患者さんが多くなった今になっても、しっかり継続されてますね。

―先生がスタッフさんとのコミュニケーションで大切にされていることはありますか。

やっぱりこれも「声かけ」ちゃいますかね。この病院は中小規模ですから、会議でもカンファレンスでも、同じメンバーで顔を合わせる機会が多くて、人となりがすぐわかります。だからこそ関係性が深まりやすいですし、それが仕事にとっても一番大切です。長屋みたいな感じで、隣の人と常に近くで顔を合わせられるのが良いんだと思います。

―患者さんにもそれは伝わるものでしょうか。

もちろん伝わります。逆にそれくらい距離が近いからこそ、患者さんが困っていることに対して逃げられないわけで、なんとかそれをリカバリーしようとして取り組み続けよう、というところがいいのかなと。

―病院としての働きやすさはいかがでしょうか?

働きやすいと思います。少なくとも働きにくい、ということで相談を受けたことはないです。激務ではないですし。もし、この病院で働くことに興味をお持ちの方に伝えるとしたら「自分のペースで無理なく働けます。」ということです。それは絶対に言えますね。

―それは雰囲気もあるでしょうし、ルールがしっかりしてるということですか。

いや、ルールはまだこれから(笑)。整形外科センターについては、まだできたてのところがありますから、僕が着任してから整えてきました。今に至るまで、ずっとルールを作っている最中ですね。

 


 
 

次回:学生時代「最も怖い」とされた整形外科に進んだ理由とは…

 

 
 

profile


西宮回生病院 整形外科部長 
福井 智一(ふくい ともかず)

【出身】大阪府寝屋川市
【専門】整形外科 膝関節・股関節
【趣味】阪神タイガースの応援
【好きな食べ物】麺類、特に蕎麦

 

病院情報



http://kaiseihp.jp

医療法人社団 
西宮回生病院

兵庫県西宮市大浜町1番4号

内科・外科・小児科・整形外科・脳神経外科・眼科・皮膚科・リハビリテーション科

開院は明治40年。小説・映画「火垂るの墓」でも登場した歴史ある病院です。2016年秋にリニューアルし、新たに整形外科センターを設立。地域の方々により良い医療を提供し、貢献できる病院として今後も活動します。